このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

D1グランプリ2022 TOYO TIRES密着レポート! 第4回

九州で開催のD1グランプリはTOYO TIRESが開幕戦以来の優勝を飾る!

2022年10月30日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

審判委員長の飯田章氏から優勝トロフィーを受け取る川畑選手

 2022年D1グランプリシリーズの第6~7戦が九州の「オートポリス国際レーシングコース」で開催され、Team TOYO TIRES Driftの#88川畑選手が第7戦の優勝を飾りました。

シーズン屈指の高速バトルが繰り広げられた

スタートラインの様子

マシンは左から40Rのコーナーへ飛び込む。その際、ドリフトしながらイン側の四角い枠を通過しなければならない

85Rのコーナー。ここを安定した角度で通り抜けると高得点が得られる

40Rのコーナーは一般参加者でも気軽に見ることができ、迫力のある写真が撮れる

40Rのコーナーから撮影した#66藤野選手のマシン

 九州唯一の国際サーキットであるオートポリス。その一部を使う今大会は、例年通りホームストレートから最終コーナーまでを舞台に、コースを逆走する形で行なわれます。ホームストレートでは160km/h近くまで加速、40Rを切れ味鋭くドリフトで駆け抜けたら、すぐさま切り返して85Rの最終コーナーを下りながら駆け抜けます。見どころは40Rへの侵入と、85Rへの切り返し。そして85Rの角度の安定感でしょう。

藤野選手は2020年に2連続単走優勝を果たした

単層優勝した時の藤野選手

 オートポリス戦は2年前、#66藤野選手が手首を負傷しながらも連続単走優勝をしたコース。川畑選手も2018年に単走優勝をしたことがあります(その時藤野選手は単走2位)。ですが、今年はニューマシンのGR86。果たしてシーズン屈指の高速コースに対応できるのでしょうか?

【第6戦・単走】川畑選手7位、藤野選手12位とやや不調

 第6戦は気温はやや高く、過ごしやすい陽気のもと開催されました。抽選の結果、藤野選手はBグループからの出走、川畑選手はDグループからの出走となりました。

藤野選手1本目の走り

 藤野選手1本目は最高速度155.17km/hと速さはもちろん鋭い切れ込みをみせますが、切り返した後に修正が少し入った様子。そのため点数が伸びずに97.3に終わりました。

藤野選手2本目の走り

 2本目は、侵入速度を160.54km/hにアップ。大きなミスはないものの4セクターがあまり伸びず97.7。追走トーナメント出場のボーダーラインは97点台後半なので、ちょっと心配です。

川畑選手1本目の走り

 川畑選手はDグループからの出走。1本目から161.21km/hと高い速度で一気に侵入。しかしゾーン2が通過できず。その後もコースアウトしてしまい92.7と失敗。

川畑選手2本目の走り

 追い込まれた2本目。侵入速度は157km/hに抑えつつ、上手くまとめて98.1。この結果、藤野選手は単走12位、川畑選手は7位となり、追走トーナメント進出を果たしました。

松井選手

松山選手

 TOYO TIRESサポート選手である#7松井選手は、新投入の17インチタイヤが功を奏して4位の一方、前戦の優勝者である#77松山選手は点数が伸びず17位となり追走トーナメント進出はなりませんでした。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ