Dropbox、ポストコロナにおける最適な働き方をサポートするワークフローツールをアップデート

文●ASCII

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 Dropbox Japanは、「Dropbox Capture」を提供開始するとともに、「Dropbox DocSend」、「Dropbox Sign」の最新アップデートを発表した。

 今回のアップデートは、Dropboxが日本のユーザーに対してポストコロナにおけるそれぞれの最適な働き方をサポートする中で、Dropbox上でより多くのワークフローを完結できることを目指している。

「Dropbox Capture」で働く時間や場所が違ってもコミュニケーションを円滑に

 Dropbox Captureは、スクリーンショットやGIFを活用しながら、画面を直接録画した動画メッセージを作成することを可能にした。会議、チャット、メールでの業務連絡の代わりに活用することにより、文字では説明しにくかった確認事項や、働く時間や場所が違う同僚との電話会議の代わりに動画メッセージを送ることができる。

 Dropbox Captureは10月26日より、すべてのDropboxプランで利用することができる。Basic、Plus、Familyの各プランでは、1080pで最大2時間の録画と5分以下の動画の編集が可能で、Professional、Standard、Advanced、Enterpriseの各プランでは、動画をストレージの上限まで4Kで録画できるだけでなく、あらゆる長さの動画メッセージを編集することが可能となっている。

HelloSign、Dropbox Signとして新たに展開

 Dropbox Signは、Dropboxが提供する豊富なツールをさらに利用しやすくする。

 無料プランを含むすべてのDropbox Signプランでは、署名者が自分自身のみの場合は無制限に利用できるため、必要な数だけドキュメントに署名できる。さらに、Dropbox Signプラン(Standard、Premium)を契約すると、Dropbox Formsも利用できるようになる。Dropbox Formsでは、やりとりを1か月に50回まで無料で利用できるため、書類の対応をDropbox上で完結することが可能となっている。

「DocSend」の高度な動画分析で、ユーザーのインサイトを活用

 Dropbox DocSendに追加された動画分析のアップデートは、これまでDropbox DocSendの利用者から最も要望が多かった機能の1つ。動画分析の機能追加により、Dropbox DocSendで動画を簡単に共有できるだけでなく、再生の完了率、視聴時間やジオタギング情報(位置情報を示すメタデータ)などの分析が可能になった。

 Standard、Advanced、EnterpriseプランのDropbox DocSendユーザーは、エンゲージメントグラフ、パフォーマンスグラフ、動画エンゲージメント設定などの高度な動画分析が利用できる。本製品は、英語版での提供となる。

 さらにシームレスなワークフローを実現するため、今年中にDropbox CaptureもDropbox DocSendに組み込まれる予定で、そのアップデートによって、動画メッセージの録画、送付、分析がすべてDropbox上でできるようになるという。

 現在 Dropbox Capture は英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、日本語、ポルトガル語に対応しており、他の言語も近日中に追加される予定となっている。

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