SolarWindsは10月19日(米国時間)、ハイブリッド/マルチクラウド環境に包括的な可視性をもたらす完全統合型のクラウドネイティブSaaS製品「SolarWinds Observability」を発表した。
ネットワーク、インフラストラクチャー、システム、アプリケーション、データベース、デジタル体験、ログ監視などSolarWindsの可観測性ソリューションをひとつのエンドツーエンドソリューションに統合したもので、プライベートクラウドおよびパブリッククラウドにわたり一元的な可視性を実現。高度な機械学習および人工知能機能により複雑なIT環境の管理を容易にするとともに、問題の特定と修復に必要な実用的なビジネスインサイトを提供してITOps、DevOpsチーム、開発者、クラウド設計者およびIT管理者が最適なパフォーマンス、コンプライアンス、回復力を実現できるようにする。
企業サービスの分散方法、実行場所、変更頻度にかかわらず、ITOps、DevOps、SecOpsチームが事後対応型からプロアクティブな姿勢に移行できるようにすることで最適なパフォーマンスと優れたユーザー体験を実現。
SolarWinds Observabilityは、AzureとAWSの両クラウドでクラウドネイティブなサービスとして利用できる。
また、SolarWindsは、Hybrid Cloud Observabilityの新しいバージョンも発表。こちらはデータセンターやハイブリッド環境に容易に導入でき、機械学習と人工知能を活用することで強化された異常検知機能を搭載。これにより、SolarWindsの顧客は自分のペースでオンプレミスからSaaSへ移行することができる。