和風の時代劇のような世界観!

幻世シリーズの第4弾『幻世捕物帳(PC-9801版)』が「プロジェクトEGG」で配信開始!

2022年10月11日 14時05分更新

文● Zenon/ASCII

 D4エンタープライズは10月11日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、コンパイルが1996年に販売したRPG『幻世捕物帳(PC-9801版)』をリリースした。価格は330円(キャンペーン終了後は550円)だ。

幻世シリーズ第4弾は和風の世界でファーリンが大活躍! おなじみのスマッシュらとともに東の国のキツネを救おう!

 キツネの民の村は以前サルの軍団に襲われ、見るも無残、語るも悲惨な有様になっていた(幻世喜譚より)。村人の必死の復旧作業により、ようやく村はもとの姿に戻りつつあり、たばねをつとめているファーリンも一安心。

 

 キツネの従者「あ、そうそう」「東の国のキツネの民からお手紙が届いております」ファーリン「珍しいですわね。なにかしら?」。ひさしぶりですわね。あら速達?などと思いながら手紙を読んだファーリンは、いきなり「東の国へ参ります」。

 

 キツネの従者「は?」ファーリン「東の国は今、大変なことになっているようですわ。急いで行かなければ!すぐに準備しましょう!!」。キツネの従者「ファーリン様?あれ?もう出発された?ま、まさか一人で……これは大変だ!」

 本作は1996年にリリースされたRPG。幻世シリーズの第4弾にあたるタイトルで、プレイヤーは「幻世喜譚」でもおなじみのファーリンとなって、東の国のキツネを助けるべく冒険に出発する。

 ちなみにタイトルからも想像できるように、時代劇のような世界観は幻世シリーズ初! 街並み、フィールド、シナリオなど“実にそれらしいシチュエーション”が満載となっており、本作の魅力のひとつと言える。

 ゲームでは、街はトップビュー、フィールドなどはサイドビュー、戦闘はランダムエンカウントのターン制のコマンドバトルを採用。最大で3人のパーティ編成が可能で、同シリーズではおなじみのスマッシュなども登場する。

 また小さいながらもシナリオ分岐など盛り込まれており、選択肢のチョイスによってキャラの返答が変化。細部まで堪能したい人は、こまめにセーブしながら繰り返してプレイするといいだろう(セーブできる場所は限られているのでよく考えて!)。

 幻世シリーズの中でも独特の世界観が魅力の本作。RPGは剣よりも刀! ドラゴンよりも龍! という和風ファンは、本作をプレイしてみてはいかがだろうか。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!

【ゲーム情報】

タイトル:幻世捕物帳(PC-9801版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:コンパイル
プラットフォーム:PC
発売日:配信中(2022年10月11日)
価格:330円
※キャンペーン終了後は550円での配信となります。

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