閉じたままでも様々な操作が可能
Galaxy Z Flip4をポケットやかばんから取り出し、そのままの状態でもいくつかの操作ができる。電話がかかってきたときに出る場合と通話終了時は本体を開く必要がない。また定型文であれば閉じたままメッセージとして返信できるのだ。そのほか本体内蔵の音楽の再生操作も可能となっている。
さらには本体を閉じたまま電源ボタンをダブルプッシュするとカメラが起動するので、カバーディスプレーの横にあるメインカメラを使って自撮りもできる。標準ではカバーディスプレーいっぱいにプレビューが見えるが、画面タップで実際に撮影される全体の写真イメージも見ることができる。
カバーディスプレーにも壁紙が設定できる。待受の時計のウォッチフェイスの変更も可能だ。スマートウォッチ「Galaxy Watch」シリーズの最新モデルと同じ待ち受け画面を設定できるので、お揃いで持っている人は同じルックスにもできる。カバーディスプレーの大きさは小さいものの、ちょっとしたアクセントとしてカスタマイズを楽しむことができるのだ。
1200万画素デュアルカメラは高性能
カメラは前モデルを引き継ぎ1200万画素の広角、超広角の2つを搭載する。カメラの倍率は静止画も動画も0.5倍と1倍、デジタルは10倍までに対応。動画は4K 60fpsにも対応する。以下、いくつか作例を掲載しよう。
【まとめ】スマートフォンの新しいカタチ
そして新しい使い方ができる
Galaxy Z Flip4は普通のスマートフォンをたたんで小さくできるという点が大きな特徴だ。しかもフレックスモードを使うことで三脚不要で様々な使い方ができる。たたんだときの上質な外観をそのままに使うのもいいし、カバーをつけて外観をカスタマイズして楽しむのもよい。
ハイエンドのチップセットを搭載しているのでメインマシンとしても十分使えるし、小さくなる利点を生かしてサブ用途にも向いているだろう。なおキャリア販売モデルでありながらもeSIMに対応しており、SIMカードレスでの運用や2つの回線の共用もできる。小さなボディーからは想像できないほど可能性を秘めたスマートフォンなのだ。
「Galxy Z Flip4」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 6.7型有機EL サブ:1.9型有機EL |
画面解像度 | 2640×1080ドット サブ:512x260ドット |
サイズ | (開)約72×165×6.9mm (閉)約72×85×15.9mm |
重量 | 約187g |
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
OS | Android 12 |
カメラ | アウト:約1200万画素(超広角) +約1200万画素(広角) /イン:約1000万画素 |
バッテリー容量 | 3700mAh |
防水/防塵 | IPX8/× |
FeliCa/NFC | ○/○ |
SIMカード | nanoSIM/eSIM |
カラバリ | ボラパープル、グラファイト、ピンクゴールド |
この連載の記事
-
第519回
スマホ
ドコモ以外からも売られる新らくらくスマホはガラケー的UIと進化した健康管理機能で勧めやすい1台 -
第518回
スマホ
モトローラの縦折りスマホ最高峰「motorola razr 50 ultra」は強化されたAIが楽しい -
第517回
スマホ
安く買えて普段使いに問題なし! バランスが良いオススメのミドルレンジスマホ3選 -
第516回
スマホ
カメラやAIの性能に違いはあるのか? Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた -
第515回
スマホ
日本発売が決定した可変絞りカメラ搭載のハイエンドスマホ「nubia Z70 Ultra」速攻チェック -
第514回
スマホ
2人同時に音楽を楽しめる青春スマホ「nubia Music」に新しい可能性をを見た -
第513回
スマホ
4万円で買えるゲーミングスマホも! コスパに優れたデザインスマホ「realme 13」シリーズがアツイ! -
第513回
スマホ
100倍望遠が実用的なスマホ「vivo X200 Pro」はカメラ性能が変わらず最強だった -
第512回
スマホ
ツァイスカメラ搭載のスマホ「vivo V40」は可変色LEDライトでポートレート撮影も得意 -
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 - この連載の一覧へ