“炭酸割り専用”日本酒が登場、白菊酒造「&Soda」岡山県で先行発売

文●LOVEWalker編集部

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 岡山県高梁市の白菊酒造は、炭酸水で割って飲む日本酒「&Soda(アンドソーダ)」を、10月1日より岡山県内にて先行発売する。容量500ml、アルコール度数は18%。価格は1320円。

「&Soda(アンドソーダ)」

 &Sodaは、同社がこれまで培ってきた醸造技術、岡山県特産の「朝日米」と蔵の井水を用いて炭酸水で割っても日本酒らしさのある香り、お米の甘みや旨みをしっかりと感じられる酒質に仕上げた商品。吟醸酒の原酒としてアルコール度数を18%に高め、好きな濃さで割って楽しめるよう味わいの幅を持たせたという。

 パッケージは、パール紙を使用することでソーダの泡の煌き感やシズル感を持たせ、炭酸割り専用日本酒であることが一目でわかるようなデザインを採用している。

 本製品の開発にあたり、同社が岡山県在住男女138名にアンケート調査を実施したところ、20歳~39歳層からの意見で、日本酒は「悪酔いする」「カロリーが高い」「難しい」といった意見が多く聞かれたという。また、全調査対象者のうち、日本酒を飲用すると答えた人は男性61.8%、女性44.2%と飲用頻度、購入共に他のアルコール飲料に比べれば少なく、その傾向は若年層では顕著だった。

 同社は、「新しい日本酒文化を作りたい」という思いから、日本酒をもっと気軽に、もっと自由に、デイリーに楽しめる日本酒として本商品を開発した。特設ウェブサイトにて&Sodaの美味しい飲み方動画、開発背景などを紹介している。

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