このページの本文へ

新車を買った情報2022 第106回

5年落ちフォレスターの憑き物を落とす

2022年09月04日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

樹脂製のスクレーパーと極薄クロスで対処

 このステッカーはがしには、羊羹に使うつまようじのようなスクレーパーと、マニキュアみたいなハケがオマケに付いています。が、どちらも今回の作業面に対しては小さすぎ。

 そこでスクレーパーとして井上工業の定番「カーボンはがしヘラ」の40mmサイズを買ってきました。硬い樹脂製で、適当にしなることも含めて使い勝手は良いです。

 ハケの代わりにするのは、極薄のマイクロファイバークロス。普段から洗車に使っている、激落ちくんの14 x 20 cmサイズを使いました。四隅の角に溶剤をごく少量を含ませ、接着剤の表面にポンポンと乗せてゆく感じで使います。

硬化した接着剤と揮発した溶剤が手強い

 念のためマスクとラテックスグローブを装着。接着剤に溶剤を乗せたら2分ほど待避。そう簡単には軟化しません。溶剤の匂いに弱い私は、屋外作業にも関わらず負けそうになります。

 そしてスクレーパーで接着剤の表面を削っては、また溶剤を塗りつけて待避の繰り返し。うまく行けば徐々に接着剤が柔らかくなり、団子のようにまとまってくるので、都度クロスで回収します。

 こうして30分ほど格闘し、硬化した接着剤の除去を終了。あとは薄くのびた接着剤を拭き取り、適当なステッカーを貼って作業完了。接着剤の硬化度合いで作業の難易度も違うはずですが、そこそこ根気は必要と感じました。

 作業後、雨が降ったりホコリが付いたりするとステッカーの輪郭が浮き出てきますが、これは別途ガラス磨き剤を使ってきれいにしたいところです。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ