Core i7-12700Hに16GBメモリーとGPU以外も高性能!

ノートPCでガッツリゲーム&動画編集! 26万円台でRTX 3070 Tiの高コスパな15.6型イチオシモデルをチェック

文●藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット株式会社

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使い勝手良好な筐体デザイン&インターフェース

 まずはZNAシリーズの外観を、FRZNA712/Aを使ってチェックしていこう。ノートパソコンの使い勝手に影響する本体サイズは、およそ幅358mm×奥行き240mmと、15.6型ディスプレー搭載のノートパソコンとしては一般的。本体重量は約2.4kgで、ACアダプターが約654gになっている。日々会社や学校に持っていくのには向かないが、リビングから書斎に持っていくといった家の中や、たまに友人の家に持っていく程度なら、気軽に持ち運べるサイズと重量だ。

常時モバイルするには向かないが、家中の移動やたまにリュックに入れて持ち運ぶ程度なら気軽にできる

筐体はパソコン然としたブラックカラーが採用されている

 FRZNA712/Aは、本体サイズと同じく使い勝手に影響するインターフェースも充実している。本体の右側面にギガビットLANと、最大10Gbpsの高速転送に加えDisplayPort Alt Modeに対応するUSB 3.2 Gen2 Type-C、microSDカードスロット。左側面にヘッドセット接続端子とマイク接続端子、USB 3.2 Gen1 Type-A×2を装備。さらに、背面にUSB 3.2 Gen2 Type-C(DisplayPort Alt Mode、Thunderbolt 4に対応)とHDMI出力端子、Mini Display Port出力端子が装備されている。

外部出力端子で4Kディスプレーに接続して、快適に写真や動画の編集。ながら作業にもおすすめだ

本体右側面。有線LANとUSB 3.2 Gen2 Type-C、micro SDカードスロットを搭載する。そのほか、CPUとdGPU用の冷却ファン排気口が備わっている

本体左側面。ヘッドセット接続端子とマイク接続端子、USB 3.2 Gen1 Type-A×2を装備。右側面と同じく、排気口が備わっている

本体背面。中央部にACアダプター端子や、USB 3.2 Gen2 Type-C、映像出力端子が並んでいる。また、両サイドに排熱口もある

 ケーブルが邪魔になりやすいACアダプター端子とともに、映像出力端子が背面装備なのはポイント。高解像度で大きな画面サイズのディスプレーを追加して、複数のディスプレーで効率良く作業を行ないたいクリエイターには高評価だろう。

FPSもリフレッシュレート144Hzディスプレーでしっかり遊べる!

ディスプレーのリフレッシュレートは144Hzに対応している

左右および上辺のベゼル幅は薄めになっており、没入感を高めている

 15.6型でフルHDのディスプレーは、高速に動く物体をヌルヌルと表示するリフレッシュレート144Hz駆動に対応している。「Apex Legends」や「レインボーシックス シージ」といったFPS系ゲームで必要な敵の視認性や、正確なエイミングなどに対して、強い味方になってくれるだろう。

 また、GPUがGeForce RTX 3070 Ti Laptop 8GB GDDR6なので、フレームレートが144Hzに張り付き、もしくはそれに近い状態でeスポーツタイトルがプレイ可能なのも、FRZNA712/Aの魅力だ。

キーボードはテンキー付きでゲームだけでなく仕事でも役立つ
タッチパッドは大型で作業しやすい!

テンキー付きの107キーを採用する。タッチパッドは大きめで、操作性は良好だ

 ZNAシリーズのキーボードは、表計算や、写真の現像などに便利なテンキー付きのものを採用している。キー配列はフルサイズキーボードと比べると若干変則的だが、ゲームを始め、ビジネスシーン、クリエイティブまで使い勝手は良好だった。また、キーボードにはバックライトを搭載しており、好みの色で発光させることが可能になっている。

キーボードにはバックライトを装備。好みの色に発光させられる

 またタッチパッドは大きめで操作性も良好なので、マウスが使用できない場所でも快適に作業が可能だった。

用途に合わせて「Control Center」でカスタマイズ!

 ZNAシリーズには、パソコン全体のパフォーマンス設定やキーボードのカスタマイズなどが行なえるソフトウェア「Control Center」が導入ずみになっている。

 利用シーンに合わせて、「静音」「省電力」「エンターテイメント」「パフォーマンス」といったモードに切り替える「Power Modes」に、CPUとdGPUの温度、ファン回転数のモニタリングと、ファン回転数の設定が可能な「FAN Speed Control」、キーボードバックライトの色をカスタマイズする「LED Keyboard」、キーボードのマクロ設定を行なえる「Flexikey」といった、4つの機能が備わっている。

ZNAシリーズのパフォーマンスやキーボードなどの設定ができるソフトウェア「Control Center」

「Power Modes」では、4つのモードに切り替えできる

CPUとdGPUの温度のモニタリングや、ファン回転数がカスタマイズできる「FAN Speed Control」

キーボードバックライトをカスタマイズできる「LED Keyboard」。発光色のほか、LEDスリープタイマーや、明るさも設定可能だ

キーボードのマクロが設定できる「Flexikey」

 Power Modesでは、仕事をする際にそこまでGPUパワーを使用しない場合に静音や省電力、仕事が終わってガッツリゲームプレイするときや写真・動画編集に使うときにエンターテイメント、パフォーマンスにするといったカスタマイズが可能だ。

 加えて、LED Keyboardで仕事中はバックライトをオフもしくは白といったシンプルな色に、ゲームプレイ時は気分を変えて色を変えるといったこともできる。

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