「Core i9-12900H」と「GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU」を採用

驚きの性能と静音性! G-Tuneの"水冷BOX"付属&240Hz対応ハイスペックゲーミングノートがスゴすぎた!

文●宮崎真一 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

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水冷BOXとG-Tune H5-LCの接続は簡単
Mouse Control Centerから制御可能

 それでは、G-Tune H5-LCの冷却について注目していこう。CPUとGPUともに高スペックを搭載しているため、熱処理がG-Tune H5-LCにおける重要な問題となる。そこで、G-Tune H5-LCは、CPUとGPUにそれぞれファンを装着し、その間を4本のヒートパイプで結んでいる。さらにチップセットにもヒートパイプを1本配置しており、冷却にはかなり力を入れているようだ。ただ、それでも空冷ではやはり冷却能力の限界がある。そこで、水冷BOXの登場となるわけだ。

G-Tune H5-LCの内部の様子。CPUとGPUを冷却するため、2基ファンとその周りに多くのヒートパイプが使用されているのが確認できる

 水冷BOXのサイズは実測で74(W)×195(D)×176(H)mmと、コンパクトな形状をしている。前面下部に水冷チューブを接続するポートが用意され、前面にはLEDのインジケータも備わっている。

 さらに、前面の上部には電源ボタンと給水口の姿も見える。背面には電源端子が装備され、ここにG-Tune H5-LCのACアダプターを接続して使用する。なお、G-Tune H5-LCには水冷BOXから伸びる電源ケーブルをデイジーチェーンの形で接続するという仕組みだ。内部構造は、ラジエーターにファンが1基装着され、左側面から吸い込んだエアーが右側面へと抜ける構造だ。

ノートPCで水冷を実現する水冷BOX

水冷BOXの付属品。2本の水冷チューブや漏斗のほか、工業用精製水や排水用アタッチメントが用意されている

 G-Tune H5-LCを使用するには、まず付属の水冷チューブをG-Tune H5-LCと水冷BOXに接続。そのうえで、水冷BOXの給水口から付属の工業用精製水を足す必要がある。そして、水冷BOXにはBluetoothが搭載され、ペアリングすることでMouse Control Centerからファンの速度やLEDの色を設定することが可能になっている。

G-Tune H5-LCに水冷チューブを接続している様子

Mouse Control Centerでは、水冷BOXのファンの回転数やLEDの色を変更可能だ

 水冷BOXのセットアップについては、以下の動画を参照してほしい。