業務を変えるkintoneユーザー事例 第146回
大阪のおもろい設備工事会社が挑んだこてこてプレゼン
私は負けません! 抱腹絶倒ミヨシテック劇場で見えた経営と現場のすれ違い
2022年08月04日 11時00分更新
大阪で開催されたkintone hive osakaの4番手としてkintone事例を披露したのは寝屋川市の設備工事業であるミヨシテック。社長とkintone担当者が掛け合い漫才風に披露したのは、経営と現場のすれ違い。抱腹絶倒のミヨシテック劇場18分を、kintone hiveレポート初の全編書き起こしでお送りする(以下、敬称略)。
システムなんて、まーったくわからなかったんです
藤原:kintoneでつながるみんなの心とすべてのシステム ブルドーザー社長がぶっ壊したもの。私は負けません!ミヨシテック劇場、はじまりはじまりー!
私たちの会社は株式会社ミヨシテック。所在は大阪寝屋川市です。事業内容は設備工事業。従業員は111名で、男性88名、女性23名。男性が少し多い会社となっています。
昭和47年創業、今年で50周年。経営計画書を経営の武器とし、健康経営にも取り組む、応接室には手書きのグラフが残っているような、アナログとデジタルのイイトコドリの会社なんです。
改めまして、藤原かほりです。私はITシステムとkintoneを活用して業務の効率化を推進する担当をしています。特徴はシステム担当にあるまじきおっちょこちょい。システム課をときどき凍り付かせています。次は永谷です。
永谷:はい。代表をさせてもらっています永谷顕と申します。よろしくお願いいたします
私は島根県松江市の観光大使もさせていただいております。お城巡りが大好き、ITや新しいものが大好きです。システム部の責任者も兼務させていただいています。
藤原:私たちのチームを紹介させていただきます。私たち二人と、全体のフローを見てくれている頼れるおせっかいおじさん鈴木、そしてRPAの魔術師である村岡。この4人で楽しくやっています。
でも、私たち、ちょっとパソコン好きの4人組。システムなんて、まーったくわからなかったんです。こんな私たちです。それでは本題です。
社長ちょろいです。ミッションクリアです!
藤原:2019年の6月、販売システムを入れ替えようとして失敗。社長はいろいろ武器を渡してくれるけど、なかなか使いこなせなくって消化不良。いろいろ重なるシステムの変更に、みんなは疲弊していました。
永谷:えー、そうだったん?
藤原:そうですよー。社長、全然知らなかったんですか?
永谷:全然知らんわー。
藤原:そして、そこにサーバーの更新で、サーバーに載っていた顧客管理システムが使えなくなってしまうことになったんです。
永谷:えらいこっちゃのお。
藤原:そこで、kintoneに出会ったんですよね、社長。
永谷:そやね。kintoneを紹介してもらったら、iPadでも、iPhoneでも使える。クラウドだからどこでも見れるんやね。めちゃくちゃ便利やん。やってみようや!
藤原:社長に言われて、私はマジックにかかったように、面白そう~と思っちゃったんです。それが……会社の歴史を変えることになるんです!
kintone大作戦が始まりました。顧客管理システムは導入業者が手伝ってくれて、お客様台帳を中心に、こんなに9アプリ完成しました。社長、ちょろいです。ミッションクリアです!
永谷:おっ、よかったな。うまいことええ感じや。
藤原:で、実際は?

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