フィールドは疑似3D、バトルは上から見下ろしの2Dで展開する本格RPG

日本テレネットのRPG『デスブリンガー(X68000・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

2022年07月26日 18時05分更新

文● ASCII

 D4エンタープライズは7月26日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」において、日本テレネットが1989年にリリースしたRPG『デスブリンガー(X68000・Windows11対応版)』を配信開始した。価格は、440円(キャンペーン終了後は880円)となる。

 遥かなる昔、神々は人間とともに地上にくらし、人々はその偉大な力の恩恵を受けて平和に暮らしていたと言われている。神々の操る偉大な魔法は魔物たちを遠ざけ、嵐をしずめ、およそすべての厄災から人間の生活を守ってくれていた。人々は神に感謝しながら自らの生活を謳歌し、神々自身もこの平穏の時が永久に続くものと信じて疑わなかった。

 

 破局は突然に訪れた。一人の邪悪な神が自らが最高神であると宣言し、ほかの神々に服従を求めて戦いを挑んだのである。混沌の時代が訪れた。神々は調和を失い、邪神に追従する者、新たに最高神の座を求める者が現れて凄惨な戦いが繰り広げられた。魔物や人間も例外ではなく、次々と戦いの渦に巻き込まれていった。

 

 永遠かとも思われた戦いが終わったとき、邪神をはじめ、多くの神々が滅び去ってしまっていた。後に残されたものは傷つき疲れた神と、戦乱の爪痕に喘ぐ人間たちだけであった。わずかに残った神々は、自分たちの力が再びこの世界を崩壊に導くことを恐れ、この世界を去ることを決意する。

 

 そして、この世界を去るにあたって、人間がこれから自分たちの力だけで生きていけるよう、魔法の力を分け与えた。やがて、神々が一人、また一人と遥かな地へと去り、人間の時代が始まったのだ。

 本作は1989年にリリースされたロールプレイングゲーム。プレイヤーは騎士になることを夢見る若き冒険者となって、復活した邪神から人間界を守る旅をすることに。

 ゲームでは3Dによる探索モードと、シンボルエンカウント&トップビューによるコマンドバトルを採用。時間の概念なども相まって、探索時には臨場感、バトル時には距離などを生かした戦略が楽しめる。

 戦闘では多種多様な武器はもちろん、風・火・土・水・精神・自然・生死などの多彩な魔法で戦うことになるが、武器や魔法を効率良く使うには知力(INT)を使って技能を習得する必要がある。

 知力は特定のイベントでのみ上昇し、知力がゼロになると技能の習得はできなくなるので、ゲーム序盤から手当たり次第に技能を習得するようなことはせず、状況にあわせて各種技能を習得することが攻略の秘訣となるだろう。

 なお、こうした技能システムにあわせて、本作では経験値が見えないという特徴もあり、キャラクターの育成は少々ユニークな印象を受けるかもしれない。

 日本テレネット創立5周年記念作品としてリリースされた本作。X68000版は先行してリリースされたPC-9801版と比べ、3Dのフィールドが拡大縮小機能でより滑らかに動くようになったほか、サウンド面も大幅にパワーアップ。より没入感のある冒険が楽しめるようになっている。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!

【ゲーム情報】

タイトル:デスブリンガー(X68000・Windows11対応版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:エディア
プラットフォーム:PC
発売日:配信中(2022年7月26日)
価格:440円
※キャンペーン終了後は880円での配信となります。

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