2025年にはITサービス業界でグローバルトップ5に入る
NTTデータでは、2005年から2015年度までの10年間の取り組みを、「Global 1st Stage」とし、グローバルカバレッジの拡大に取り組んできた。また、2018年度までの「Global 2nd Stage」においては、グローバルブランドの確立を図ることを目指してきた。2019年度からは、「Midpoint to Global 3rd Stage」と位置づけ、今回の新中期経営計画によって、グローバル事業を加速。「世界中のお客様から信頼される企業を目指し、質を伴ったグローバル成長に取り組んでいる」(NTTデータの本間社長)と語る。
そして、「2025年には、ITサービス業界において、グローバルトップ5に入ることを目指す」と、高い目標を掲げる。
NTTデータの本間洋社長は、「地球環境の保全、つながるモノの拡大、消費・生活スタイルの変化など、ITやデジタルの普及により、企業活動から消費・生活スタイルまで大きく変化しており、企業が対応しなければならない課題が増え、ニーズは複雑化および多様化している。こうした社会トレンドの変化の裏にはテクノロジーの進化がある。あらゆるデータを活用したサービスの高度化が進み、新しい社会の実現に向けて、Edge to CloudをベースにしたConnectivityに関連した技術の重要性が高まっている点も見逃せない。さらに、モノや人の行動から、セキュアに情報を収集、分析し、企業や業界の枠を超えたデータ活用を行うデータドリブンな社会への期待が高まっている」と、取り巻く環境を指摘しながら、「NTTデータは、『Realizing a Sustainable Future』をテーマに、未来に向けた価値をつくり、様々な人々をテクノロジーでつなぐことで、お客様とともにサステナブルな社会を実現することを目指す。海外事業の質を伴った成長の加速、デジタル領域におけるさらなる競争力の強化、人財が成長する組織への変革、真のグローバル企業となるための本社機能の強化の4つの課題に取り組む」とする。
成長戦略を推進するNTTデータは、さらに高い頂きを目指して、より加速度を高めている。
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