このページの本文へ

Veeam傘下のKasten、Kubernetesバックアップ最新版「Kasten K10 V5.0」を発表

2022年05月17日 16時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「Kasten K10 V5.0」ダッシュボード

 ヴィーム・ソフトウェアは5月17日、Kubernetes環境向けのデータマネジメントプラットフォームの新バージョン「Kasten by Veeam K10 V5.0 」を発表した。

 本バージョンでは、包括的なリスクマネジメント戦略、合理化されたCI/CDパイプライン、Kubernetesへの投資を最適化することで、リスクを軽減する新しいエコシステムを提供できるとする。

 本バージョンでは、AWS KMSおよびHashiCorp VaultとのKMS統合、UIダッシュボードに表示されたKubernetesネイティブのRBACオブジェクトの使いやすさに加えて、プラットフォームのハードニングが強化された。S3オブジェクトロックをサポートするAWS S3またはS3互換ストレージによるランサムウェア攻撃の検出、データ保護ポリシーのガードレール、総合的なランサムウェア保護を行なう不変性を持つVeeam Linux強化リポジトリのサポートなど、あらゆる場面に対応するセキュリティー機能を備える。

 また、Amazon EKSのブループリント、完全なライフサイクル機能を備えたレベルIII認定のRed Hat OpenShift Operator、MS SQLおよびPostgreSQL Operator用の新しい組み込みKanisterブループリント、より直感的かつ合理的なワークフローを実現する新しいブループリントエディターと重要メトリクス用のReports Generatorによる運用向けのシンプルなUXが完全に統合されたアドオンを新たに提供開始する。

 さらに、業界をけん引するテクノロジーやプラットフォームとの統合を可能にすることで、Red Hat Marketplace、SUSE Rancher Marketplace、VMWare vSphere with Tanzu、Falcoのサポートなど、エコシステム全体で広がるソリューションの中からユーザーが自由に選択できるようにする。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード