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Ivantiのゼロトラストアクセス+LookoutのCASB、SWGの統合でソリューションを拡充

Ivanti、ゼロトラストセキュリティでLookoutと提携

2022年05月14日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 Ivanti Softwareは2022年5月13日、企業におけるクラウド導入の加速とゼロトラストセキュリティ体制確立を支援することを目的に、セキュリティベンダーであるLookoutとの提携を発表した。Ivantiのゼロトラストアクセス(ZTA)ソリューション「Ivanti Neurons for Zero Trust Access」とLookoutのCASBやセキュアWebゲートウェイ(SWG)を統合することで、「オンプレミス、クラウド、ネットワーク内外に関わらず、完全な脅威防止やデータセキュリティの実現を支援する」としている。

「Ivanti Neurons for Zero Trust Access(nZTA)」のダッシュボード

 Ivanti Neurons for Zero Trust Access(nZTA)は、「Everywhere Workplace(場所にとらわれない働き方)」の実現を目的として、あらゆる場所にあるエンドポイントからのゼロトラストアクセスを可能にするSaaSソリューション。接続するユーザー、デバイス、アプリケーション、セッション、ふるまいなどを常時監査することで、きめ細かなアクセスセキュリティを提供する。IvantiのVPN製品と運用管理が統合できる点も特徴。

 今回のLookoutとの提携においては、Ivanti nZTAとCASBの「Lookout Cloud Access Security Broker」、SWGの「Lookout Secure Web Gateway」を統合することで、nZTAのソリューションを拡充する。これにより、アクセス方法やホスティング方法に関係な、くデータ保護や情報漏洩防止、コンプライアンスポリシーの適用、ネットワーク内外からの脅威検出、SaaSアプリケーションのデータ損失/盗難などの防止といった機能が実現する。

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