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人気SIMフリースマホ全カタログ【2022年初頭編】 第4回

高性能カメラやゲーミング、究極の性能を求めるなら 人気SIMフリースマホ全紹介!【ハイエンド編】

2022年03月21日 14時00分更新

文● ASCII

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新しい発想と使い道を持つ2画面スマホ
マイクロソフト「Surface Duo 2」

 Androidを採用したマイクロソフトの2画面スマホ「Surface Duo」。第2世代になって国内での販売も開始された。いわゆる「折りたたみスマホ」と異なり、2枚のディスプレーをヒンジで接続しているので、広げた状態では真ん中に非表示領域が生じる。そのためアプリの最適化があまり進んでいない現状では、左右に異なるアプリを表示するという使い方が基本となる。

マイクロソフトから登場の2画面Androidスマホ「Surface Duo 2」

 ディスプレーは13:9の5.8型有機EL(1344×1892)が2枚で、広げた状態では8.3型となる。リフレッシュレートは90Hz対応。SoCはSnapdragon 888で8GBメモリー、ストレージは128/256/512GBの3タイプがラインアップされている。また、ペン入力もサポートし、MPP仕様に対応した「Surfaceペン」などが利用できる。背面には広角+超広角+望遠の3眼カメラ、5Gではドコモ4.5GHz帯対応など、スマホとしての基本機能もしっかりしている。重量は284gとさすがに重く、純粋なスマートフォンというより、仕事用端末としての用途がメインとなるだろう。

電子書籍サービスなどとは相性がいいが、2画面に最適化されたアプリはまだ少なめ

ペン操作にも対応している

●マイクロソフト「Surface Duo 2」2画面で仕事はかどる
●「Surface Duo 2」実機レビュー = マイクロソフトの2画面スマホの実力をチェックしてみた

性能からは考えられない価格が魅力のゲーミングスマホ
Nubia「REDMAGIC 6S Pro」

 ZTE傘下のNubia Tehnologiesのゲーミングスマホ「REDMAGIC」シリーズ。当初は国内向けの技適こそ取得しているものの、本国ECサイトからの直販という対応だったが、現在では国内正規代理店により販売が行なわれている。

日本市場でもシリーズを重ねている「REDMAGIC」シリーズ

ゲーミングスマホらしい尖ったデザインや壁紙だ

 魅力はその性能からは驚かされる低価格。REDMAGIC 6S Proでも165Hzリフレッシュレート対応の6.8型有機ELやSnapdragon 888 Plusなどを搭載しながら、8万円を切っている。ゲーミングスマホならではの要素としては、独自のゲームモードに加えて、側面のタッチ式のトリガーキー、本体に内蔵された空冷ファンなどで、ヘビーな3Dゲームをプレイしても常時高いパフォーマンスを発揮することができる。

●現時点で世界一の性能を誇るNubia「REDMAGIC 6S Pro」はゲーマーなら検討すべき
●ゲーミングスマホ「REDMAGIC 6S PRO」、日本国内で発売へ

伝説のシリーズ名が再び復活したモトローラの折りたたみスマホ
「razr 5G」

 薄型の折りたたみ端末として世界的に人気を博し、ケータイ時代にモトローラをシェアトップに押し上げた「RAZR」。そのシリーズ名を冠した縦に折りたためるスマートフォンが「razr 5G」。折りたたむ前が縦長の6.2型ディスプレー(2142×876)で、折りたたんだ状態でも背面の2.7型ディスプレーでカメラやアプリが操作できる。

復活のrazrは折りたたみスマホ

閉じた状態の外側のディスプレーでもアプリを起動できる

 主なスペックは、Snapdragon 765G。8GBメモリー、256GBストレージ、2800mAhバッテリー、背面指紋センサー、Android 11など。性能的にはハイエンドとは言い切れず、ライバルも強力だが、モトローラならではの独自のデザインはやはり魅力の1台だ。

●モトローラ「razr 5G」やみつきになる携帯性
●完全密着の美しいモトローラの折りたたみスマホ「razr 5G」はこうして生まれた!

iPhone 13シリーズには緑系の新色追加
4社のバンドに広く対応するなど、SIMフリー機としても強い

 ハイエンド編でも最後に紹介するのはSIMフリー版のiPhone。最新のiPhone 13はキャリアからも購入可能で、契約を前提にした割引販売なども見られるが、余計なことを考えずに単体で購入してすぐ使えるという意味ではSIMフリー版のメリットは大きい。

この春、新色も加わったiPhone 13

 また、これはSIMフリー版に限らずだが、iPhoneは1機種でMNO4社のバンドに広く対応。どのSIMでも5Gを含めて、エリアや速度で問題が生じることなく、ネットワークに接続できる。また、eSIMで契約可能なサービスも増えてきており、nanoSIM+eSIMでもeSIM×2のどちらでもデュアルSIMで利用できる最新iPhoneの利便性はさらに高まっている。

 3月にはiPhone 13/13 mini、iPhone 13 Pro/13 Pro Maxそれぞれに緑系の新色が追加。こちらも非常に魅力的だ。

  iPhone 13
mini
iPhone 13 iPhone 13
Pro
iPhone 13
Pro Max
価格 8万6800円
(128)
9万8800円
(256)
12万2800円
(512)
9万8800円
(64)
11万800円
(128)
13万4800円
(256)
12万2800円
(128)
13万4800円
(256)
15万8800円
(512)
18万2800円
(1T)
13万4800円
(128)
14万6800円
(256)
17万800円
(512)
19万4800円
(1T)
ディスプレー 5.4型有機EL
(19.5:9)
6.1型有機EL
(19.5:9)
6.1型有機EL
(19.5:9)
120Hz対応
6.7型有機EL
(19.5:9)
120Hz対応
画面解像度 1080×2340 1170×2532 1170×2532 1284×2782
サイズ 64.2×131.5
×7.65mm
71.5×146.7
×7.65mm
71.5×146.7
×7.65mm
78.1×160.8
×7.65mm
重量 140g 173g 203g 238g
CPU A15 A15
内蔵ストレージ 128/256/512GB 128/256/512GB、1TB
外部ストレージ × ×
OS iOS 15 iOS 15
5G対応バンド n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/29/30
/38/40/41/48/66/71/77/78/79
n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/29/30
/38/40/41/48/66/71/77/78/79
4G対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14
/17/18/19/20/21/25/26/28
/29/30/32/66/71/34
/38/39/40/41/42/46/48
1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14
/17/18/19/20/21/25/26/28
/29/30/32/66/71/34
/38/39/40/41/42/46/48
DSDS
楽天対応
無線LAN Wi-Fi 6 Wi-Fi 6
カメラ画素数 12メガ(標準)+12メガ(超広角)
/イン12メガ
12メガ(標準)+12メガ(超広角)
+12メガ(光学3倍)/イン12メガ
Qi
FeliCa/NFC ○/○ ○/○
防水/防塵 ○/○ ○/○
生体認証 ○(顔) ○(顔)
SIM形状 nanoSIM+eSIM
(or eSIM×2)
nanoSIM+eSIM
(or eSIM×2)
USB端子 Lightning Lightning
イヤホン × ×
カラバリ PRODUCT RED、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンク、グリーン グラファイト、ゴールド、シルバー、シエラブルー、アルパイングリーン
発売時期 2021年9月 2021年9月
 

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