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2022年を「ビールが、もう一度始まる年」にすると宣言

キリンビールがクラフトビールの新戦略を発表!! = スプリングバレーをリニューアルし吉永小百合さんを起用

2022年03月15日 21時00分更新

文● ASCII

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 キリンビールは3月14日に、ビール事業戦略発表会をおこない、2022年を「ビールが、もう一度始まる年」にすると宣言した。

 登壇した堀口社長は、21 年の事業サマリーに触れながら「市場環境の変化に対応し、ビール類がこれからもお客様より愛されるためにビール類市場の魅力化・市場の活性化に取り組んでいきます」とコメント。キリンビールの第二創業期と捉え、決意を発表した。

 2026年の酒税改正に向け、「フラグシップブランド『一番搾り』の強固なブランド体系の構築と、キリン渾身のクラフトビール 『SPRING VALLEY 豊潤<496>』 をはじめとする新たな成長エンジンの育成の2本柱で挑んでいく」という。

 キリンのフラッグシップブランド「一番搾り」「一番搾り糖質ゼロ」は本流ビールとしてさらに磨きをかけていく。

 スプリングバレー(クラフトビールジャンル)は、成長エンジンとして、今回、味のリニューアルにより、今まで以上に豊潤であ りながら雑味のない綺麗な後味を実現する。また、「ビールが、もう一度始まる」をテーマに、ブランドアンバサダーとして、俳優の吉永小百合さんを起用。今後、ビール史上最大規模の飲用体験、約36億円投資のPET列本格稼働、生産体制の強化で更なるブランドの育成を図っていく。

 スプリングバレーについては、マスターブリュワー の田山氏が解説。「リニューアルにより、今まで以上に豊潤でありながら雑味のない綺麗な後味を実現。希少な日本産ホップの持つ 上品で穏やかな香りを最大限引き出しながら、後味には渋みが出ないように工夫することで、満足感がありながらも、これまで以上にバランスよく飲み飽きない味わいに仕上げた。」とコメントした。

 進化のポイントは2つで、希少な日本産ホップ「IBUKI」を新たに加え、 5種のホップを採用。トップの香りから後味にいたるまで、味のバランスをさらに高めることに成功。また、「飲み飽きない味わい」を実現するために、仕込工程の一部を変更。現行品より酸味を抑える工夫を施すことで、豊潤ながらもより飲み飽きない味わいを実現した。

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