特許庁は最新の知財トピックをわかりやすく紹介する広報誌「とっきょ」の最新号Vol.52の配布を開始した。
今回の特集は「鉄道×イノベーションが生み出す私たちの未来」。全国の鉄道事業者は、公共交通や街づくりを担うなど、地域でさまざまな活動を行う。そんな鉄道事業者がすすめるオープンイノベーションと、それによる課題解決への取組を紹介。インタビューでは、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の長谷川一明社長が、組織の垣根を超えたオープンイノベーションによって作り出す鉄道サービスの未来の姿を語る。
また、日本信号株式会社の塚本英彦社長のインタビューも。交通インフラの深化と、知財戦略について展望を描く。
インタビューは、経営トップが自社のビジョンを知財という側面から捉えたものとなった。
▼鉄道会社が生み出すイノベーションとは?「とっきょ Vol.52」はこちらから読むことができます
https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/index.html
ほかにも、さまざまな知財にまつわる取組を紹介。
保育教材や遊具などの製品をつくる株式会社ジャクエツは、ユーザー目線に立ったデザイン思考が特徴。そのものづくりの過程をコミック形式で紹介する。
2021年末から今年にかけて開催された、特許庁として初の試みである機械学習のコンペティション「AI×商標:イメージサーチコンペティション」については、突撃レポートを実施。商標審査の精度を上げることを目的としたその取組を明らかにする。
ほか、地域密着型の相談窓口「知財総合支援窓口」の取組事例や、特許庁で働くプロフェッショナルにフォーカスしたインタビューなども掲載。知財にまつわる情報をさまざまな角度から学び、楽しめる一冊になっている。
▼「とっきょ Vol.52」はこちらから読むことができます
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