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シチズンのスマートウォッチ「W770」で家のスイッチを遠隔操作したら帰宅後にホッとできた

2022年03月03日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770 Riiiver(BZ1050-56W)とスイッチを押す「SwitchBotボット」

 シチズン時計が展開するスマートウォッチ「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770 Riiiver」は、アナログ文字盤を備えるスマートウォッチ。定期的な電気交換が不要で。太陽光や室内のわずかな光を電気に換えて時計を動かす光発電「エコ・ドライブ」にも対応し、さらにIoTプラットフォーム「Riiiver」を介して、スマートフォンやスマート家電などとの連携もできるといった特徴を持つ。

 本稿では、2021年12月にRiiiver上の新機能(iiidea)として追加された「シーン操作 SwitchBot」を活用し、ウォッチからのリモート操作で、「SwitchBot」ボットを実際に動かしてみた。

「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770 Riiiver」(BZ1050-56W)

 「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770(旧称Eco-Drive Bluetooth W770)」(以下、W770と呼ぶ)は、アナログ文字盤を搭載するスマートウォッチだ。今回試用した型番「BZ1050-56W」は、2021年6月にラインナップに追加されたモデルで、ケース・バンド共にステンレス製。文字盤にはグリーンをベースに、イエローをアクセントとして秒針やポイントにあしらう。10気圧防水で価格は7万400円だ。

 同機は、シチズン時計が展開するIoTプラットフォーム「Riiiver(リィイバー)」に対応。Riiiverプラットフォームでは、T(トリガー)、S(サービス)、A(アクション)という3つのピースを組み合わせた「iiidea(アィイデア)」という機能のセットが提供されており、ユーザーはそれらを自由に組み合わせて利用できる。

 今回は、Riiiverのストア上に新たに提供された「シーン操作 SwitchBot」というiiideaを使い、SwitchBotシリーズとの連携を試みた。

スイッチを操作する「SwitchBotボット」(写真右)、カーテンレールに装着する「SwitchBotカーテン」(写真中央)、エアコンやTVのリモコンとしても使える「SwitchBotハブミニ」(写真左)

 SwitchBot(スイッチボット)は、家屋に設置されたスイッチなどを自動操作できるIoTロボットだ。同ブランドからは、スイッチを操作する「SwitchBotボット」(写真右)だけでなく、カーテンレールに装着する「SwitchBotカーテン」(写真中央)や、SwitchBotハブミニ(写真左)など、スイッチを押すだけではない様々なラインナップも展開されている。

「SwitchBotボット」は、サーボが駆動すると側面から短いアームが飛び出し、スイッチを物理的に押せる仕組みになっている。壁面への固定には両面テープを活用する

今回は、先述のiiideaを活用し、W770からのボタン操作でこれらのデバイスを駆動させられるかどうかを試してみた。なお、W770からリモートで操作する場合には、スマートフォンのアプリを介し、Wi-Fi経由での指示が必要になる。そのため、「SwitchBotハブミニ」の設置が必須であることは理解しておこう。

今回は、屋外からのSwitchBotボット操作を想定するので、「SwitchBotハブミニ」との連携も欠かせない

 なお、W770自体の概要と基本操作については本稿では割愛する。気になる場合には、こちらの記事「Riiiverが使いやすい!新スマートウォッチ「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770」レビュー」をご覧いただきたい。

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