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第12世代のCore i5-12400を採用、ストレージも1TB SSDと小型ケースながら大容量

パソコンショップSEVEN自社でも業務用PCに採用! コンパクトでテレワークやリビングPCにも最適「SR-ii5-7660L/S9」の使い勝手のよさとは?

2022年03月02日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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PCケース「Chopin IW-BQ696S」は自社の業務用マシンにも採用

──ケースについてお聞きします。Chopin IW-BQ696Sは非常に特徴的な外観ですが、このケースをチョイスした理由はなんでしょうか?

西川氏:まずは、サイズですね。Chopin IW-BQ696Sは、およそ幅84×奥行217×高さ244mmとA4用紙以下のサイズで、机の上の設置スペースをあまり必要としないメリットがあります。弊社では、すでに19.5リットルサイズのキューブ型ケースを採用していることもあり、それよりもさらにコンパクトなケースをということで、3.3リットルサイズのChopin IW-BQ696Sに白羽の矢が立ったというのもあります。続けて、CPUが異なるのですが、Chopin IW-BQ696Sは弊社の事務機などで使用実績がありまして、デザイン性の高いシンプルなアルミの外観が好評を得ています。ヘアライン加工が施された外観は、あまりパソコンらしさがなく、インテリアとしても十分な外観だと自負しています。

フロントパネルの様子。ヘアライン加工された金属パーツが印象的だ

──御社ですでに使用されているのですね。それは、何台ぐらいでしょうか? また、実際に使用されている社員の方の評判はいかがですか?

西川氏:事務機やプリンタサーバー、それに開発用のサブWebサーバーなど計10台使用しています。使っている社員に話を聞いたのですが、「USBが横にあるので目立たず、思ったより使いやすい」や、「起動時間も短く、操作中のストレスを感じない」、「ディスプレーの隙間に置いているので、机のスペースを広く活用できる」とかなり好評でした。

中嶋氏:自席の隣がこのChopin IW-BQ696Sで組んだパソコンで仕事をしています。ケース左側面の排気孔が自分の机に向いてますが、排気が熱いといったこともなく、動作音も動いているかどうかもわからないほど静かです。

天板や左側面などはメッシュ加工が施され、通気性は良好だ

左側面にはマイク入力とヘッドフォン出力のほか、USBを2系統搭載

右側面の様子。サイドパネルの上下に吸気孔が用意されているのが確認できる

背面には無線LAN用のアンテナ端子が用意されているほか、USBは全部で7系統装備

──先日、弊誌のASCIIアワードに、今回とは別ですが、Chopin IW-BQ696Sを採用したモデルが選ばれました。それについて、何かコメントがあればお聞かせください。

中嶋氏:今回とはCPUが異なりますが、それでもPC内部の温度が低く、安定して動作する点が評価されたようでありがたい限りです。Chopin IW-BQ696Sを選択したメリットが、うまく表れた形だと思います。現在パソコンは、大局的にはデスクトップパソコンとノートパソコンに二分されます。そこで、SR-ii5-7660L/S9のような、両者のいいところを備えたコンパクトパソコンが、新しい選択肢としてお客様に認識されるとうれしいですね。

──mini-ITX対応のマザーボードは、BTOでほかのマザーボードも選べるようになるのでしょうか?

西川氏:ASUSの「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」をBTOで用意する予定です。このマザーボードは、DDR5 SDRAMのシステムメモリーに対応していますので、最新のメモリーモジュールを使いたいと考える方にはこちらを選択していただければと思います。

──標準構成のストレージが500GBではなく、1TBとしているのは何か理由がありますか?

西川氏:理由の1つは1TBの需要が高まってきたことですね。弊社では、標準構成を500GBとしているモデルが多かったのですが、BTOで1TBに変更されるお客様が非常に多いです。それに加えて、SSDの低価格化も進んでいますので、このSR-ii5-7660L/S9では、標準構成を1TBとしました。今後も1TBのモデルは拡充していく予定です。

中嶋氏:SR-ii5-7660L/S9では、M.2タイプのSSDが最大2TB、2.5インチタイプのSSDが最大2TBの最大で計4TBが搭載可能ですので、家庭内メディアサーバーとして使うというのも面白いかもしれません。

──コンパクトさを求めるのであれば、もっと小さくできるとも思いますが、SR-ii5-7660L/S9を設計する際に、そういった選択はありませんでしたか?

西川氏:おっしゃるように、さらに小型のパソコンというのも可能です。それこそ、小型さを求めるのであれば、スティック型やNUCが行き着く先なのかなと思います。ですが、多くの用途で快適な操作感を実現するため、ノートパソコンにも見劣りしないしっかりしたスペックを備えたコンパクトなパソコンを用意したかったというのが、SR-ii5-7660L/S9に込めた想いです。コンパクトさと高性能のバランスの両立を追求したモデル、それがこのSR-ii5-7660L/S9となります。Netflixなどで動画を楽しむ際に、Google Chromeのプラグインを利用したいと考える方は少なからずいらっしゃるようです。そういったお客様に、リビングに置いても場所を必要とせず、まったく違和感のないSR-ii5-7660L/S9を選んでいただけるとありがたいです。

中嶋氏:お問い合わせの中で、1人1人のパソコンの利用頻度が多くないご家庭ながら、それぞれが文書作成やオンライン講義等の動画を見るために1台のパソコンをアカウントでわけて利用をしているという話を聞きました。持ち運びよりも大きなディスプレーでの使用に快適さがあるならば、このSR-ii5-7660L/S9をこういったご家庭の1台として検討いただきたいです。価格は、標準構成で税抜き10万9800円とがんばりましたので、リモートワークを始めさまざまな用途でパソコンを使いたいと考える個人のお客様にも、このSR-ii5-7660L/S9をおススメしたいです。

──今日はありがとうございました。

 あまりパソコンらしさを感じないSR-ii5-7660L/S9の外観は、それこそリビングに置いてもコンシューマーゲーム機よりコンパクトで邪魔と感じることはないだろう。さらに、Wi-Fi 6も搭載されているので、LANケーブルを引き回す必要がない点もありがたい。パソコンに詳しい人ほど、セカンドマシン用にコンパクトなパソコンを選ぶ傾向が高い。また、リビングに置いてテレビをディスプレー代わりに使用している人も少なくない。そういった人にとって、このSR-ii5-7660L/S9はかなり魅力的な存在であることは間違いない。

(提供:セブンアールジャパン)

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