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新ブランド「NEXTREME」が持つ魅力とは

NECの新ブランド第1弾ノートPC<LAVIE NEXTREME Carbon>は、軽くて頑丈、利便性高めとリモートワークのお供にオススメのモデルだ!

2022年02月08日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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2月1日に発表された新製品<LAVIE NEXTREME Carbon>

 NECパーソナルコンピュータは2月1日、14型ノートPC<LAVIE NEXTREME Carbon>を発表した。一足先に本機を試用できたので、外観や機能を中心に紹介していく。

LAVIE新ブランド「NEXTREME」の第1弾製品!

 今回発表されたNECパーソナルコンピュータの新ブランド「NEXTREME」は、「Next」と「Extreme」を掛け合わせた造語。同社では、<LAVIE N12>や同日発表の<LAVIE N13>などがラインアップされている「LAVIE」を「マスターブランド」に、そしてこのNEXTREMEというブランドを「ハイブランド」に位置付けている。その位置付けに従えば、NEXTREMEはこれまでのLAVIEを超える存在となるわけだ。

 <LAVIE NEXTREME Carbon>は、その第1弾となる新製品。特徴を端的に表すのは難しいタイプの製品だが、あえていえば、米国国防省の調達基準である「MIL-STD 810H」準拠の堅牢性、最大24時間のバッテリー寿命、アスペクト比16:10のWUXGA(1920×1200ドット)ディスプレー、良質なキーボード、そしてコロナ時代に求められるリモートワーク向けの機能を、NECパーソナルコンピュータらしい、スッキリとしたボディーにまとめたモデルと表現できる。

NECパーソナルコンピュータの新ブランド「NEXTREME」第1弾となる14型ノートパソコン。軽量ながらも頑丈なボディー、最大24時間のバッテリー寿命、16:10のWUXGA(1920×1200ドット)ディスプレーなどが特徴となる

 外観を一見したぶんには、LAVIEシリーズで同サイズの<LAVIE N14>にも似ているが、よく観察すると、印象は異なっている。<LAVIE N14>と比較して、<LAVIE NEXTREME Carbon>の方が、大きな塊から切り出してきたようなソリッド感が強い。いったい何が、このような印象を生んでいるのか。

参考:<LAVIE N14>。ヒンジ部分の処理や、側面の形状に大きな違いが見られる

カーボン素材の採用で、“軽いのに”頑丈

LAVIEシリーズを彷彿させるスッキリデザイン

閉じた状態での前面は、ソリッド感のある直線的なデザイン

閉じた状態で背面からみると、ヒンジ部にさりげなくNEXTREMEのロゴが印字されている

右側面にUSB 3.2 Gen2(Type-A)×1、HDMI出力端子×1を搭載

 <LAVIE NEXTREME Carbon>と過去にレビューを掲載した<LAVIE N14>の写真を見比べてみて、その理由がわかった。<LAVIE N14>は、側面を前に向かって極端に細く仕上げているため、薄さや鋭さが強調されている。一方の<LAVIE NEXTREME Carbon>では側面の幅をもう少し広くとってあり、横から見たときにしっかりとした“面”を感じられる。これによって、塊っぽさが強調され、よりしっかりとしたプロポーションに感じられるのだ。

左側面にThunderbolt 4端子×2、micro SDカードスロット×1を搭載。<LAVIE N14>と比べると、<LAVIE NEXTREME Carbon>の側面はもう少し幅を広くとってあり、塊っぽさが強調されている

参考:<LAVIE N14>。側面が前に向かって極端に細くなっている

 キーボードユニット側にほどよいソリッド感を与えたことで、<LAVIE NEXTREME Carbon>は、キーボードユニットとディスプレーユニットが重なり合ったような、硬質でモダンな印象に仕上がっている。

ディスプレーは180度展開する

 天板には、人工衛星やF1にも採用されているというグレードの炭素繊維ベースのプリプレグで、コア材を挟み込んだ構造のカーボンを採用。ボトムケース側には、熱伝導率が高く、ファンの振動を低減する効果の高いカーボンを採用している。

 場所によって巧みに素材を使い分け、面耐圧150kgf、落下耐性76cmという堅牢さを実現しつつ、およそ883g〜937gという軽さも両立している(重量は構成により異なる)。

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