「よく分からない」まま使うのが一番あぶない! はじめてのPCで備えておきたい3つのリスク【2026年版】

文●村野晃一 編集⚫︎ASCII

提供: キヤノンMJ

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 春というと、ちょっと浮き足立つ季節ですよね。新しい教室に新しい職場、新しいスーツに真新しい名刺。そこに新しい自分のPCまで加わると、なんだか急にちゃんとした大人になったような気分になります。

 でも実際には、電源を入れて、ブラウザーを開き、課題や仕事のファイルを新しい相棒のPCへ保存していくうちに、気付かないまま「ヤバい場所」へ足を踏み入れていることがあるんです。

 実はスマホとPCの違いは、思っている以上に大きいんです。スマホは日常の延長という感じで、今では肌見放さず持ち歩く財布のようなイメージですが、PCは「消えたら困るもの」がどんどん溜まっていく、いわばデータの金庫のような場所。卒論、レポート、履歴書、企画書、取引先の連絡先、思い出の写真。失くした瞬間にすーっと血の気が引くようなデータが、静かにストックされていく場所でもあるんです。

 そんなPCですから、ただ便利なだけじゃなく、その中のデータを狙った脅威も確実に存在します。しかも2026年の現在、ネットの脅威は、以前に比べてかなりやっかいなものになっています。

 おかしな日本語の使われたいかにも怪しいメールや、露骨に不自然なサイトならまだ危険だと判断できます。しかし現在は、生成AIの悪用によって「人間の目では見抜けない」レベルまで詐欺の手口が巧妙になっています。

 新しいPCを手に入れてうれしい。ただ同時にこうも思っていませんか?「ぶっちゃけセキュリティ対策ってそんなに必要とは思えない」「そうは言っても自分はだいじょうぶ」「一旦後回しでいいか」って。「セキュリティなんて適当でいいや」「あとでいいや」、その油断が実はいちばん怖いんです。

 そこで今回は、新生活でPCを使い始める人が最低限知っておきたい現代の「3つのリスク」と、その対策として新しいデバイスに導入をおすすめしたい総合セキュリティソフト「ESET HOME セキュリティ プレミアム」をご紹介します。

総合セキュリティソフト「ESET HOME セキュリティ プレミアム」

リスク1 人間の目ではもう見抜けない?「AI詐欺」の罠

 最近の詐欺メールや偽サイトは、昔のようにわかりやすくありません。

 日本語はごく自然ですし、デザインも本物そっくり。差出人名やリンク先も、一見するとちゃんとして見えます。大学の案内メール、宅配業者の通知、勤務先を装ったファイルの共有連絡……どれもこれも、うっかり開いてしまいそうなのが厄介です。

 たとえば、新入学生なら履修登録や奨学金の連絡、新社会人なら人事や総務を名乗る案内など。忙しい朝、カフェでコーヒーを片手に受信トレイを流し見していたら、ついクリックしてしまいそうな件名のメールたち。そういう現実的な皆さんの「隙」を、最新のAIで洗練された詐欺は的確に狙ってくるんです。

 「ESET HOME セキュリティ プレミアム」には、こうした人間の目では判断しづらい偽サイトや迷惑メールに対しても、フィッシング対策や迷惑メール対策機能でブラックリストと照合して、すでに広く知られている危険なサイトは即座にアクセスをブロックし、マルウェアであれば、起動を阻止して隔離・削除してくれます。

 しかし、それでも侵入を防ぎきれないのが、まだあまり知られていない未知の脅威に対してです。そうした未知の脅威から大事なデータを守ってくれるのが、「ESET HOME セキュリティ プレミアム」に搭載されている「ESET LiveGuard」という機能です。

ESET LiveGuard

 ESET LiveGuardは、まだ広く知られていない新しい脅威に対し、不審なファイルが検出された時点でESET社のクラウドサーバーにそのファイルを送信し、クラウド上のサンドボックス環境(他のシステムから隔離された環境)でそのファイルを実行、機械学習やふるまい分析によって解析します。解析が完了するまでユーザーの手元のファイルの実行はブロックされるため、ユーザーが被害に遭うリスクを低減する仕組みです。(対応はWindows版のみ)

 PC初心者にとって、ここはかなり大きなメリットです。セキュリティは、デジタル知識の差がそのまま防御力の差になりやすいもの。しかし「ESET HOME セキュリティ プレミアム」なら、リテラシーの差をある程度自動的に埋めてくれるというわけです。

 ESET LiveGuardが心強い理由

 いざ怪しいサイトやファイルを前にしたとき、人間の判断は案外あいまいなものです。

「知り合いから聞いたサイトだし、たぶん大丈夫」「急いでるから、とりあえず起動しちゃえ」

 この「たぶん」が、取り返しのつかない事故の入り口になることも少なくありません。ESET LiveGuardは、とくに厄介な、まだ世の中に知られていない未知の脅威、例えるなら、差出人のない怪しい小包が届いたときでも、「とりあえず受け取る」「ちょっと開けてみる」という人間の曖昧な判断を一切挟まず、玄関先で預かって中身が危険じゃないか別室で徹底的に検品してから渡してくれる、凄腕のセキュリティ担当者のようなものなんです。

ESET LiveGuardの動作イメージ。不審なファイルやメール添付を検知し、クラウド上で解析中であることがわかる管理画面。解析結果として「安全」「ブロック」などが表示されるUI

リスク2 徹夜でつくった資料が消える!? データを人質に取られる恐怖


 PCを使う理由というのは人それぞれです。講義のレポートを書く人もいれば、初めての営業資料をまとめる人もいるでしょう。写真を整理したり、資格勉強のノートを作ったり。とはいえ共通しているのは、「そのファイルが消えたら、本気で泣くほど困る」ということですよね。

 そこで絶対に無視できないのが「ランサムウェア」の存在です。ランサムウェアは、PC内のデータを暗号化して人質に取り、復元させたければ見返りに金銭(身代金)を払えと要求する悪質なマルウェアです。

 あまりPCに詳しくないという人でも、名前だけは聞いたことがあるかもしれません。昨今、日本でも複数の大きな会社のシステムが、このランサムウェアに感染し、物流や販売網などが利用できなくなり、その解除を人質に身代金を要求されたというニュースが大きな話題となりました。

 しかし、ランサムウェアは、大企業だけでなく、実際は個人ユーザーにとっても現実的な脅威なんです。大切なファイルを勝手に暗号化されて開けなくなり、「元に戻したければお金を払え」と迫られる。ニュースでは大企業の被害ばかりが目立ちますが、個人だから安全というわけでは決してありません。むしろ、セキュリティの守りが薄い個人のPCは狙われやすい場面もあるわけです。

 卒論提出の前日、何週間もかけたレポートが開けない。仕事で使う見積書や顧客データにアクセスできない。……ちょっと想像するだけで胃がきゅっとなる話ですよね。

 こうした脅威に対抗するため、「ESET HOME セキュリティ プレミアム」には、「ESET Folder Guard」という機能が搭載されています。これは文字通り、指定したフォルダをガッチリ保護し、許可のないアプリによる変更や暗号化を防いでくれるもの。

 卒論用のフォルダ、仕事の資料フォルダ、大切な写真の保存先など。守りたいファイルの保存場所をあらかじめ決めておけば、いざというときの被害をぐっと抑えることができます。この“守る場所を先に決めておける”という設計は、PC初心者ほどありがたい機能なのです。(対応はWindows版のみ)

ESET Folder Guardで変わる「もしも」のときの温度感

 セキュリティ対策というと、何かトラブルが起きてから慌てて考える人が多いですよね。しかし、ファイル消失という事態だけは本当に取り返しがつきません。

 単に削除されたなら復元ソフトで復元できるかもしれませんが、暗号化されるとセキュリティのプロでも手が出ません。そこがめちゃくちゃ怖いところです。

 Folder Guardの良さは、被害が起きてから「なんとか復旧して!」と祈るのではなく、そもそも改変させないという「防御」に強いこと。地味に見えて、こういう機能ほどいざという時にあって良かったと実感できます。新生活のバタバタとした忙しさの中では、このように静かに守ってくれる仕組みはかなり恩恵が大きいと思います。絶対無くしちゃいけないファイルを、絶対改変されないフォルダに入れておくだけでいんですから!

「ESET Folder Guard」のイメージ

ESET Folder Guardの設定画面。使い方は、保護対象フォルダをこの画面で追加するだけと簡単

リスク3 カフェのフリーWi-Fi、通信内容、見られてますよ

 新生活が始まると、PCを家の外で使う機会が増えてきます。大学のラウンジや駅前のカフェ、出張先のホテルやコワーキングスペースなど。フリーWi-Fiは本当に便利です。便利ではあるのですが……当然、ここにも落とし穴があります。

 暗号化されていない通信や、信頼性の低いネットワークを使っていると、やり取りしている情報をそっくりそのまま「のぞき見」される危険があります。ログインIDやパスワード、クレジットカード情報はもちろん、送信したファイルの内容まで、状況によっては赤の他人に丸見えになる危険性があるんです。

 しかもフリーWi-Fiは、見た目だけでは安全かどうかまったく判断しにくい。「お店の名前と同じSSIDだから大丈夫でしょ」と思い込んでいたら、実は犯人が用意した偽のアクセスポイントだった、なんてハッキングの手口もあります。

 こういうときにあるとうれしいのが「VPN」機能です。「ESET HOME セキュリティ プレミアム」に搭載されている「ESET VPN」は、たとえ外出先のネットワークであっても、自分の通信を簡単に暗号化することができます。ボタンひとつで、外出先のネット接続をぐっと安全なものにできる。小難しいネットワークの知識がなくても、自宅の回線を使うのに近い安心感を外に持ち出せるのは非常に大きなメリットです。

VPNのオン・オフ切り替え、接続中表示、接続先地域の選択画面がわかるUI。初心者でも操作が直感的にわかる

世界各国のVPNサーバーを選択して接続できる

 カフェでレポートを書く(私もよくやります)、移動中に会社のクラウドへログインする、ホテルでネットバンキングを開く。そんな日常的な場面ほど、外出先でも安心して通信できるVPNのありがたみが実感できるはず。

「外で使う前提」の時代に合っているVPN機能

 今のPCは、家の机の上にずっと置きっぱなしにするものではありません。ノートPCを小脇に抱えて移動するのが当たり前になった分、通信の安全性も一緒に持ち歩く必要があるわけです。

 ESET VPNがESETのスタンダードモデルである「ESET HOME セキュリティ プレミアム」に搭載されたのは、そんな現代に対するごくシンプルな答えだと思います。小難しい設定なしに「とりあえずオンにするだけでいい」というのは、正直かなり助かります。どんな場所であっても、あれこれ設定を考えなくていいのはめちゃくちゃ便利ですよ!

ESETが「友達に薦めたいセキュリティソフトNo.1」9年連続受賞のワケ

 ここまで読んでいただければ、「ESETって、しっかり守ってくれて良さそうだな」とは感じていただけたかと思います。とはいえ、しっかり守ってくれるのはセキュリティソフトにとっていわば当たり前の機能。守られている間はユーザーサイドには何も起こらないので、その恩恵が伝わりにくいのも事実です。逆に言えば、PCを使用している間、常に見張っていてくれるセキュリティソフトは、結局のところ「ストレスなく使い続けられるか」がすごく大事なポイントになってきます。動作が重すぎる、設定がわかりにくい、頻繁にアラートが出て集中力をそがれる、利用できる台数や機種の制約が厳しい、いざという時のサポートが頼りない……などなど。そうした些細な、小さなストレスが積もり積もって、結局「セキュリティ対策ってなんか面倒かも」につながってしまうんです。

 ESETは、NTTコム オンライン NPSベンチマーク調査2025「セキュリティソフト」部門で、事業者5社のうち「第1位」をなんと9年連続で獲得しています。「友達にも薦めたい」と思われ続けるのは、派手な宣伝だけでは絶対に届かない領域です。実際に使ってみて、「これならいいかも」と感じたユーザーからの信頼が積み重なっているからこその結果だと思います。

 ESETがユーザーから支持される理由はいくつかあります。

 まず、購入プランが複数あって、インストールできる台数や期間が柔軟に選べること。ひとり暮らしの学生さんにも、複数の端末を持つ社会人にも合わせやすいですし、実は、家族や友人・知人とライセンスをシェアすることもできます。新生活は何かと出費が重なるので、この柔軟さは素直にうれしいところです。

ESET HOMEセキュリティのラインアップ

 また、Windows、MacOS、Androidといった各種OSに対応していて、PCに加え、スマホやタブレットなど、端末が変わっても安心を一元管理しやすいのもメリット。ただPCだけ守れば終わり、というだけではない、いまどきの生活スタイルに合った総合セキュリティを実現しています。(ただし、対応OSによって使える機能に制限があります)

 そして何より最大のメリットは、その「軽い動作と高いウイルス検出精度」の両立です。

 セキュリティソフトを入れたおかげでPCの処理が重くなる……なんてことは、今のPCの処理性能を考えるとあまり考えられませんが、たとえば数秒単位のレスポンスが勝敗を分けるゲーム対戦中などは、やっぱりセキュリティソフトの影響がありはしないかと懸念してしまうもの。しかしESETは、そのあたりのバランスも絶妙にいい。普段は裏方に徹して見守ってくれる感じがあります。全画面のアプリを起動しただけで自動でオンにしてくれるゲームモードもしっかりと用意されていて、ゲーム中の負荷や通知を抑えてくれるなど、かゆいところに手が届く機能が盛り込まれています。また、安心のサポート窓口があるのも、初めてPCを購入した人にはものすごく心強いポイントでしょう。

ライセンス管理に利用するポータルサイト「ESET HOME」の管理画面。1つのサブスクリプションライセンスで、Windows機とMac機の2台を管理している

はじめの一歩こそ、妥協せずに選ぼう

 新生活のスタートはやることが多く、いろいろと忙しく立ち回る必要があります。

 履修登録、引っ越しの準備、通勤ルートの確認、名刺交換の練習、初めての会議……。そんなバタバタの中で、セキュリティ対策はどうしても後回しにされがちです。しかし本当は逆で、最初にしっかり環境を整えておいたほうが、その後ずっとラクに、安全に過ごせるんです。

 「ESET HOME セキュリティ プレミアム」には、巧妙化するAI詐欺に備える「LiveGuard」、大事なファイルを人質から守る「Folder Guard」、外出先の通信を暗号化してのぞき見を防ぐ「ESET VPN」という、とても頼りになる3つの盾があります。

 しかも、どれもが新入学生や新社会人の皆さんの毎日に、すごく密接に関係している機能ばかりです。メールを開く、レポートを書く、外出先でWi-Fiにつなぐ。そうした何気ない日常の行動のすぐそばに潜むリスクを、難しい知識抜きでカバーしてくれる。

 「よく分からないから、後でいいか」という気持ちも分からなくはありません。しかし、PCは、「よく分からないまま使う」のが一番あぶない時代になってしまいました。

 だからこそ、最初のセキュリティソフトは妥協せずに選んでほしいと思います。自分のPCの中にこれから増えていく「未来の資産」やたくさんの「失敗と言う名の経験値」、そして「大切な思い出」を、静かに、でも確実に守ってくれるものを選んでみてください。