wena 3対応のコレクションも拡大。キーワードは「一体感」
シチズンのスマートウォッチが今年、ソニーのスマートウォッチ「wena 3」との大々的なコラボレーションに踏み出した。「AT2497-54E」はシチズンのアナログ時計のバックル部にwena 3を一体にしたシチズンコレクションのスタンダード機。価格も6万6000円と手頃であることから「ソニーがバンド単体で販売するwena 3に、ベストマッチするウォッチヘッドを探している方々にも好評」なのだと宇山氏は語る。
交通ICカードのSuicaに対応する自動改札機の利用、電子決済によるショッピングなどwena 3のスマート機能がフルに利用できて、かつバックル部分のwena 3がRiiiverに対応する「AT2497-54E」の魅力については、本機の発売時に筆者も試す機会を得てレポートした。今回はシチズンの取り扱うwena 3モデルの「デザインが好評を博している理由」を宇山氏に聞いた。
「気に入った腕時計のヘッドにwena 3を装着できたとしても、ラグとバンドとの間に隙間が生まれて見た目のバランスが悪くなるという声も聞こえていた中で、wena 3と一体になった時に細部の見た目にまでこだわり抜いたシチズンコレクションのデザインに納得されたお客様にご購入いただいているようです。」(宇山氏)
専用パーツを用いれば、シチズンの人気シリーズ「アテッサ」の対応するウォッチヘッドにwena 3を組み合わせることもできる。2021年秋冬のアテッサ新作コレクションにもwena 3の互換対応機がまた増えた。こちらにも多くの関心が集まりそうだ。