北海道では、「北海道Society 5.0」の実現に取り組んでいる。
「世界的な目標や国の目標を掛けあわせて、道民をはじめとしたあらゆる人が、便利になったとか、豊かになったと実感できることが大切である。それに向けては掛け算の考え方が大切になる。民間の方々と一層連携を強化することで、北海道Society 5.0を実現したい。北海道が世界のフロントランナーとして、Society 5.0を実現する上では、推進役となるデジタル人材の育成が大切であり、地域や企業でデジタル技術を活用できる人材を確保することが重要になる」と述べる。
講演の最後に鈴木知事は、「北海道でチャレンジをしたい、北海道と連携して取り組んでみたいと思ったら、連絡がほしい」と呼びかけた。
北海道が、デジタル活用の先進地になるポテンシャルを持っているのは明らかである。
この連載の記事
-
第588回
ビジネス
富士通の子会社でDX専門のコンサルティングをするRidgelinez -
第587回
ビジネス
メーカー自身が認定し、工場検査後に販売するパナソニックの中古家電 -
第586回
ビジネス
マイクロソフト、日本への4400億円のAI/データセンター投資の実際 -
第585回
ビジネス
日本市場の重要性を改めて認識する米国企業、変革期にある製造業がカギ -
第584回
ビジネス
NTT版の大規模言語モデル(LLM)、tsuzumiの商用化スタート、勝算は? -
第583回
ビジネス
エコ投資に取り組むエプソン、見方によっては10年で1兆円の投資も -
第582回
ビジネス
パナソニックコネクトの現在地点、柱に据えるBlue Yonder、ロボットとは? -
第581回
ビジネス
スタートして半年の日本NCRコマース、軸はAIとプラットフォームの2つ -
第580回
ビジネス
コンカーの第2章は始まるのか、SAPの生成AIを使って効率的な経費精算を -
第579回
ビジネス
AIの筋トレはいまから始めるべし、マイクロソフト津坂社長がCopilotの議論から得たもの -
第578回
ビジネス
大赤字からの再起はかるバルミューダ、その足掛かりは? - この連載の一覧へ