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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第149回

8年来のサイズダウンに期待:

アップル「iPhone 13」4つの魅力

2021年09月22日 14時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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マクロ撮影の満足度の高さ

 もう1つ、カメラの話題。筆者はコケや虫などを見つけると、ついついシャッターを切ってしまうのですが、iPhone 13 Proシリーズの超広角カメラはオートフォーカスと手ぶれ補正を内蔵し、写真やビデオでの活用範囲が拡がりました。

 加えて、2cmまで近づけて撮影できるマクロ機能を搭載したのです。しかも、デジタルズームと組み合わせて自動的にマクロモードに入るため、広角レンズを使っていても、被写体に思い切り近づけば、超広角レンズを使ったマクロモード(デジタルズーム)で微細な構造まで切り取ることができるのです。

 さらに、この超広角マクロでスローモーションビデオまで撮影できてしまうわけです。シネマティックモードとは異なる新しいカメラの世界を切り拓いてくれるようですね。

 さっそく近所の山に入って、コケや、幼虫を巣に運び込んで甘い蜜を吸おうとするアリなどを撮影してしまいました。それにしても、超広角レンズで木を下から上に煽って撮影する時に葉を透き通る日光は、iPhoneが割と得意とするシーンだったりします。ぜひ試してみてください。

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