圧倒的コスパの高さで性能も機能も充実!
ドラマ監督・デザイナー・カメラマンがそれぞれの視点で語る、RTX 3060搭載クリエイター向け15.6型ノートPC「raytrek R5-TA6」の魅力とは
2021年09月30日 11時00分更新
全体的に高いスコアを記録
クリエイティブを含む汎用性の高い1台
raytrek R5-TA6のスペックをおさらいしておくと、Core i7-11800H、GeForce RTX 3060、32GBメモリー(16GB×2、デュアルチャネル)、1TB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成だ。なお、今回のベンチマークでは「Control Center」でターボモードをオンにして計測している。なお、モードは電源ボタンの隣のボタンでも変更可能だ。
まずはパソコンの全体的な性能がチェックできる「PCMark 10」を計測。結果は、総合スコアが6452という結果に。詳細をみていくと、アプリケーション起動やウェブブラウザーの快適さを示す「Essentials」が9875、WordやExcelといったビジネス系アプリケーションの動作速度を示す「Productivity」が8642、画像・動画の編集や3Dグラフィックス処理を示す「Digital Content Creation」が8541だった。
スコアは全体的に高めで、ノート型ながらクリエイティブな作業もしっかりこなせる数値といっていいだろう。もちろん、事務作業やウェブブラウジング、ちょっと暇なときにゲームするといった使い方も可能だ。
レンダリングや配信などで重要なCPUの性能は「CINEBENCH R23」でチェック。結果は、マルチコアが11450pts、シングルコアが1475という結果に。2世代まえのハイエンドノート向けCPUのCore i9-9980Hよりも高スコアで、第11世代になってかなり性能は向上したなという印象だ。マルチ、シングルともにスコアは高く、クリエイティブな作業にも十分快適に作業できる性能といえるだろう。
ストレージの速度が計測できる「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで3164.92MB/秒としっかり高速。また1TBと大容量なので、現場で急遽SDカードや外付けストレージからデータを取り出してチェックしてもらうという際にも安心だ。
実作業でもCPUとグラフィックスのパワーを実感!
最後に、Adobeの「Photoshop Lightroom Classic」と「Premiere Pro」でraytrek R5-TA6の性能をチェックしてみた。
まずはPhotoshop Lightroom Classic。デジカメユーザーにはお馴染みの、RAW形式からPSD形式やJPEG形式へ変換するソフトだ。
今回は、2400万画素でのデジカメで撮影したRAWデータ500枚をPSD16bit形式とJPEG(最高画質)への書き出しに要した時間の計測。なおRAWデータからの書き出しでは補正や修正はまったく行なわずに読み込んだ状態から、そのまま書き出している。
書き出しに要した時間はPSD16bit形式で約4分10秒、JPEG(最高画質)で約3分46秒となった。第11世代のCore i7を搭載しているだけあって、書き出しはかなり高速。書き出し時間はパソコンの負荷が上がり、ほかの作業はあまりしないことが多いだけに、ここまで速く書き出してくれるのはうれしいポイントだろう。
続いて、Premiere Proもチェック。こちらは、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK」をフルHDと4Kで起動し、それを録画した動画をつなぎ合わせて約30分の動画を作成。こちらの書き出しにかかる時間を計測した。フルHD動画は4分15秒で、4Kでも12分47秒という結果になった。
また、「モーフカット」などいくつかエフェクトを加えてみたが、動作が重くなることはなくサクサクと作業できた。正直、ハイエンドなデスクトップとほとんど変わらないスムーズさだ。
クリエイターにもバッチリ最適な1台
raytrek R5-TA6は、クリエイター3人が太鼓判を押していたように、クリエイティブな作業がサクサク作業できる性能と、sRGBカバー率約99%のディスプレー、豊富なインターフェースといった使い勝手を兼ね備えながら、20万円以下で買えるという高いコスパを実現した1台となっている。
クリエイターの仕事用マシンとしてノートパソコンの買い替えを検討している人や、これから写真や動画編集、デザインやイラストに挑戦してみたいという人にもオススメできる。クリエイティブな作業向けのノートパソコンを探している人は、ぜひraytrek R5-TA6を検討してみてほしい。
(提供:サードウェーブ)