ワークスモバイルジャパンは8月31日、長崎県長崎市がコミュニケーションアプリLINEを活用した移住相談受付体制の構築を目的に、「LINE WORKS」を導入したと発表した。
これまで長崎市では、移住支援の相談窓口「ながさき移住ウェルカムプラザ」が、電話・メール・対面・オンライン会議システムで、移住に関する「仕事」「住まい」「暮らし」などの相談を受け付けてきた。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により対面での相談が難しくなったことや、電話やメール、オンライン会議システムの利用は敷居が高いと相談者が感じるという懸念があり、より多くの人が使い慣れているLINEの活用を検討していた。
今回の導入では、LINE WORKSの外部トーク連携機能を活用。移住を検討している人がLINEから長崎市のLINE WORKSアカウントを友だち追加することで、LINE上で気軽に長崎市の相談員に移住に関する相談が可能となる。
対応時間はながさき移住ウェルカムプラザの開館時間中(9時~17時)で、対応時間外に届いた相談は翌営業日に回答する。対応内容は長崎市への移住に関する相談で、相談者の個人情報を提供する必要がない移住相談に限る。
LINE相談を利用するには、LINEでながさき移住ウェルカムプラザ公式サイトのQRコードをスキャンするか、またはID「plaza@welcome」で検索し、LINEの友だちとして追加する。トーク画面で相談内容を入力すると、相談内容に応じて相談員が返信する。