カメラは機能・性能共にPixel 5とほぼ同じ
続いてカメラを確認すると、背面のカメラは1220万画素/F値1.7の広角カメラと、1600万画素/F値2.2の2眼構成となっている。これはPixel 5、Pixel 4a(5G)とまったく同じ仕様なのだが、唯一の違いはそれら2機種にあったスペクトル+フリッカーセンサーが省略されていること。室内の明かりに蛍光灯を使っている場合などは撮影時にチラつきが発生する可能性があるかもしれないが、それ以外のシーンで大きな問題は出ないと考えられる。
それゆえカメラの撮影体験はこれら2機種と大きく変わらないといえ、2眼カメラをフル活用して0.6倍から7倍までの幅広い撮影シーンに対応。等倍以上の撮影はデジタルズームとなるが、AI技術を活用して劣化を抑える仕組みが備わっているという点も、Pixel 5などと同様だ。
同じくAI技術を活用したPixelシリーズの定番機能「夜景モード」や、背景をぼかした「ポートレート」などの機能もしっかり用意されており、撮影体験に過不足はないと感じる。
動画関連の機能も共通しており、最大で4K画質での撮影が可能。音は録音できないが映画のようなパン撮影ができる「シネマティック撮影」など、独自の4つの手ぶれ補正機能が利用できる点も同じだ。
フロントカメラも800万画素と、やはり他の2機種と共通している。こちらも夜景モードやポートレートの利用が可能であるほか、Pixel 5から追加された、撮影後に顔の光の当て具合を変えることができる「ポートレートライト」の利用も可能だ。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ