シチズンのRiiiverと初めて連携するwenaが生まれた
今年7月に発売されたCITIZEN COLLECTION wena 3は、購入直後からwena 3のスマート機能が使える。wena 3については昨年末の発売後にもレポートをお届けしているが、あらためてその魅力を振り返ってみたい。
ソニーのwenaシリーズは、腕時計のバンドに多彩な機能を載せた異色のスマートウォッチだ。2016年にwena wristとして発売されてから、シチズンも含む様々な時計メーカーがヘッドをデザインした、コラボレーションモデルも展開する。CITIZEN COLLECTION wena 3は、シチズンが独自に立ち上げたIoTプラットフォーム「Riiiver(リィイバー)」と連携するスマートウォッチであるところもほかのラインナップにない魅力だ。
2020年に発売されたシリーズの第3世代であるwena 3は、多くのユーザーとファンが待ちわびたSuica対応のほか、視認性の高い有機ELタッチディスプレーを搭載する。ユーザーの手首と馴染むようにフィットするカーブを付けた本体のデザインも特徴的だ。
iOS/Androidに対応するモバイルアプリ「wena 3」から本体の様々な機能を設定する。またwena 3が取得したアクティビティログのデータもアプリから一望できる。
最もベーシックでありながらwena 3の特徴を活かせる機能のひとつが、スマホに届いた通知の確認だ。英数・漢字・ひらがな・カタカナ、記号アイコンによる最大4行の表示が大きなディスプレーでゆったりと見られる。スマートウォッチを選ぶ時の条件に「会議や講義の最中にもさりげなくスマホの通知がチェックできること」を挙げる声も多いが、本機はまさしく打って付けだ。wena 3の場合、画面表示だけでなく通知の内容を7色に点灯するLEDランプと、振動の回数・パターンが選べるバイブレーションによって知ることもできる。
