シチズン時計(以下、シチズン)が独自のIoTプラットフォーム「Riiiver(リィイバー)」に対応する新しい“CITIZEN Smart Watch”のラインナップを発売した。CITIZEN Eco-Drive Bluetoothのコンセプトを受け継ぐプレミアムなスマートウォッチ「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770」をレポートしよう。
Riiiver対応、最新スマートウォッチの魅力は「自然な高級感」
CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770(以下、W770)は、Bluetoothによるスマホとのリンク機能を搭載する本格派のアナログ腕時計「CITIZEN Eco-Drive Bluetooth(以下、Eco-Drive Bluetooth)」をベースに、シチズン時計(以下、シチズン)のIoTプラットフォームであるRiiiverへの対応を拡張したモデルだ。
シチズンが2016年に発売したEco-Drive Bluetoothは、未来感を強く打ち出したデザインを特徴としている。スマートウォッチが広く普及した現在の最新モデルであるW770は、ビジネスからカジュアルまで、ユーザーの普段着にさりげなくマッチする。ケース径は44mm、厚さは13.8mm。アナログ腕時計らしく、ナチュラルに手元を飾るデザインを追求した。Eco-Drive Bluetoothは夜間に針が見えづらいという声もあったことから、W770では時分針とバーインデックスに夜光を塗布して視認性を高めている。
W770のバリエーションには、ステンレス製ケースのカラーがシルバー/ゴールド/ブラックの3色、バンドの素材がステンレスとレザーの2種類に分かれる全5機種が揃う。風防は無反射コーティングの高耐久性サファイアガラスとして、本体は10気圧防水を実現。販売価格も6万3800円から7万4800円までと幅広い。
Bluetoothによるスマホとのペアリング、ならびにW770が搭載する機能の設定・管理にはシチズン公式モバイルアプリを使う。このアプリにRiiiver機能が組み込まれている。同じアプリを使って従来機種のEco-Drive Bluetoothのラインナップにペアリングすると、こちらもまたRiiiverが提供する各機能が使えるようになった。