NTTコミュニケーションズは7月14日、リモートワーク環境下で急増するオンライン会議など、映像コミュニケーションの通信品質を向上する新たなオプションサービス「法人向けOCN光 IPoEサービス ワイドプラン アプリコントロール」を提供開始した。
このオプションを利用することでMicrosoft Teams、Cisco Webex、Zoomによるオンライン会議を安定した通信環境で利用できる。
リモートワークの普及により主要オンライン会議サービス(Microsoft Teams、Cisco Webex、Zoom)の合計通信トラフィックは前年比4.1倍に増加し、ネットワークの一時的な混雑による映像コミュニケーションの品質低下などが課題となっているという。
同社では法人向けインターネット接続サービス「OCN光 IPoEサービス ワイドプラン」を、従来のPPPoEサービスやIPoEサービス標準プランに比べて大容量化した通信設備で提供しているが、新たなオプションサービスでは、さらにMicrosoft Teams、Cisco Webex、Zoom通信用として帯域を追加。利用可能な帯域幅を既存のワイドプランに比べておよそ4倍に拡張するとともに、その他の通信と区別して処理する。
映像コミュニケーションの安定化とともに他の業務への影響を低減できる。大規模な回線増設工事を実施することなく対策が可能。利用者側の機器の設定変更などは不要。法人向けのOCN光 IPoEサービス ワイドプラン契約者向けで、価格は月額6380円(別途OCN光 IPoEサービス ワイドプランの利用料金が必要)。