第11世代インテルCore Hプロセッサー+RTX 30シリーズ搭載

GIGABYTE「AERO 15 OLED」が圧倒的性能でクリエイティブ作業が快適!

文●飯島範久 編集●北村/ASCII

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デスクトップPCに迫る実力

 それでは、どのぐらいの性能なのか、いろいろとチェックしていこう。クリエイター向けモデルなので、GPUのドライバーは「Studio」ドライバーを使用。CPUとGPUの動作は「GIGABYTE Control Center」アプリで「Creative」の設定にしてテストを行なっている。

 まずは、基本のCPU性能から。「Cinebench R23」を用いてチェックしたところ、マルチコアで1万2388ptsを記録。シングルコアも1524ptsなので、8コア16スレッドとしてはかなり性能が高いと言えよう。

「Cinebench R23」の結果

 続いて、アプリの実行性能を計測する「PCMark 10」をテストしてみた。結果は6810とデスクトップPC並の性能を記録している。クリエイター向けの指標となる「Digital Content Creation」のスコアも9931と高いので、写真現像やビデオ編集はもちろん、レイトレーシングでの作業でも快適に行なえるはずだ。

「PCMark 10」の結果

 GeForceを搭載しているので3D性能もチェックしている。定番の「3DMark」から「Time Spy」と「Time Spy Extreme」、「Fire Strike」、「Fire Strike Extreme」、「Fire Strike Ultra」を実行。結果は以下の通りだ。

「3DMark」の結果

 一般的なゲーミングノートに比べてもかなり性能が高く、十分3Dゲームを楽しめるレベル。クリエイター向けモデルではあるが、スッキリした外観のデザインに惹かれて、ゲーミングマシンとして活用するのも“あり”だろう。

 続いて、クリエイター向けマシンということで、Adobe「Lightroom Classic」で、RAWファイル(9504×6336ドット/約60MB)20枚の現像時間(JPEGファイルへの書き出し)を計測した。各写真にはレンズ補正やノイズリダクション、露出などの基本補正を施している。

 結果は、約1分58秒と1枚あたり6秒ほどと、かなり短時間で処理してくれた。CPUやGPUだけでなくストレージ性能も手助けになっていると考えられ、大量の写真を現像するのも、さほど苦にならないはずだ。

 また、Blackmagic Designのビデオ編集ソフト「DaVinci Resolve 17」で4K動画の書き出し時間も計測してみた。高機能ながら無償版も用意されている本ソフトは、映像機器を手掛けるメーカーのソフトだけあり、プロはもちろん初心者でも扱いやすくオススメ。今回は、4Kで撮影した映像に簡単なテロップを入れ、2つの映像をエフェクトで切り替える程度の編集を行ない、2分間の映像にしている。

Blackmagic Design「DaVinci Resolve 17」の画面

 結果は、H.264コーデックの4K/30pで、mp4出力すると約4分10秒、フルHDへ縮小して同様に出力すると1分46秒となった。4Kで約倍の時間、フルHDだと実時間より短くなったが編集内容によっては時間が前後することだろう。

 RAW現像も動画出力も処理能力的には非常に高いが、なによりも編集している際の色味やコントラストがはっきりしていて、補正や修正するのがとてもラク。カンに頼らず作業できるのはありがたい。ただ、ファイルの読み込みは速いものの、スクロールの追従性は少々欠けていた。これは今回のマシンがメモリー16GBしか搭載していないのが影響しているのだろう。クリエイティブに使うなら、やはり32GB以上のメモリーは欲しい。

 なお、AERO 15 OLEDはメモリーを32GB(16GB×2)搭載したモデル「XD-73JP644SP」もラインナップしている(実売価格は35万3800円)。エンコード作業が多く、予算が許すなら、こちらのモデルを選ぶといいだろう。メモリーの容量以外のスペックは、レビューしているモデル「XD-73JP624SP」と同じだ。

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