人とは違う個性的なスマホを持ちたい人にも最適
ゲーミングスマホのデザインは派手な印象がありますが。RedMagic 6の外観も、かなり攻めています。背面パネルにはカーボンファイバーを採用し、フツーのスマホではないことを主張するクールなデザインが施されています。プレイ中にカラフルな色で光らせることも可能。ですが、縦向きで持つとカメラ部がほとんど出っ張っておらず、緩やかなカーブが手になじみ、フツーのスマホとしても使いやすい印象。ゲームが主目的ではなく、個性的なデザインのスマホを持ちたい人も検討する価値がありそうです。
ちなみに、上位モデルのRedMagic 6 Proの背面パネルは、アルミニウム合金とガラスが使われていて、RedMagic 6よりも高い冷却性能を実現しています。
トリプルカメラの画質も良好
アウトカメラは、メイン(6400万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(200万画素)の3眼構成。ゲーミング性能が売りのモデルなので、カメラの性能にはさほど期待していなかったのですが、いい意味で期待を裏切られました。シチュエーションを選ばず、明るく撮影でき、スッキリとしたきれいな色で写ります。
ただし、使い慣れないうちは、操作に戸惑うこともありました。デフォルトの「フォト」では、超広角への切り替えができず、マニュアルの「プローショット」モードに切り替える必要があります。また、マクロモードは、その他の撮影モードをまとめた「カメラファミリー」から起動する必要があり、少々不便に感じました。
なお、インカメラは800万画素で、手動で調整できる「フェイスビューティー」機能も搭載。ですが、画質はそれなりで、フェイスビューティー補正がやや不自然になるのも気になりました。
【まとめ】ゲーム好きなら最上位の「RedMagic 6 Pro」をチョイスしたい
RedMagic 6はゲーミングスマホであると同時に、現行機種ではトップクラスのハイスペックスマホでもあります。基本性能もしっかりしており、10万3385円という価格は、スペックのわりには安いとも言えます。無印のRedMagic 6と上位のRedMagic 6 Proの差分はメモリーとボディーの材質と冷却性能。とことんゲームを楽しみたい人は、1万円ほど高くなりますが、RedMagic 6 Proも検討すべきでしょう。
RedMagic 6 | RedMagic 6 Pro | |
---|---|---|
メーカー | Nubia Technology | |
ディスプレー | 6.8型有機EL(20:9) 最大165Hzリフレッシュレート対応 |
|
画面解像度 | 1080×2400 | |
サイズ | 77.19×169.86×9.7mm | |
重量 | 220g | |
CPU | Snapdragon 888 5G 最大2.84GHz(オクタコア) |
|
内蔵メモリー | 12GB | 16GB |
内蔵ストレージ | 128GB | 256GB |
OS | Android 11(RedMagic OS 4.0) | |
対応バンド | 5G NR:n77/n78、NSA:1/3/8/18-n77,3/18-n78 LTE:1/3/8/18/19/20/26/28A(703-733MHz) /38/41(2545-2655MHz) W-CDMA:1/6/8/9/19 |
|
無線LAN | Wi-Fi 6E(2×2 MIMO) | |
カメラ | アウト:64メガ+8メガ(超広角) +2メガ(マクロ)/イン:8メガ |
|
バッテリー容量 | 5050mAh(最大66W対応) | |
生体認証 | ○(指紋、顔) | |
SIM形状 | nanoSIM×2 | |
USB端子 | Type-C | |
イヤホン端子 | ○ | |
カラバリ | エクリプスブラック | ムーンシルバー |
価格(国内版、税込) | 10万3385円 | 11万4885円 |
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ