発売が待ち遠しい新製品を紹介!
PG Riptideやベアボーンキットなど、ASRockの新製品が目白押しのCOMPUTEX TAIPEI 2021!
5月31日から開催中の台北国際コンピューター見本市「COMPUTEX TAIPEI 2021」にて、ASRockは自社ブース(オンライン)に新製品を展示した。ASRockのブースに展示されている新製品は以下のとおり。
「X570S PG Riptide」&「B550 PG Riptide」
最初に紹介する新製品は、ゲーミングマザーボード「Phantom gaming」の「X570S PG Riptide」と「B550 PG Riptide」。新たに追加されたRiptideシリーズは、Phantom gamingシリーズのなかでは「PG Velocita」と「Phantom gaming 4」の中間に位置づけられる主力モデルで、この2製品はAMD AM4ソケット(Ryzen 3000、4000Gシリーズ、5000シリーズ)対応のマザーボードだ。
両製品ともに、Dr.MOS ICと60Aプレミアムパワーチョークを使用した10フェーズVRM設計の電源回路を採用。X570S PG Riptideは、AMDマイクロコードの更新およびBIOSの微調整によってファンレス設計を実現しているという。
そのほか、PCIe 4.0対応の「high speed M.2 solution」、「ASRock Lightningゲーミングポート」、2.5G有線LAN、Nahimic Audio、「ASRock グラフィックスカードホルダー」などを備える。現時点では、発売日および価格は未定。
容量約9.94リットル筐体の「DeskMini Max」
次に紹介する「DeskMini Max」は、最新のAMD RyzenプロセッサーおよびAPUに対応する容量約9.94リットル筐体のミニベアボーンキットだ。普段使いやゲーム、仕事、コンテンツ制作などの用途で優れたパフォーマンスを発揮するという。
AMD X300チップセットを搭載する本モデルは、最新のAMD AM4ソケットに対応しており、Ryzen 5000/4000/3000/2000プロセッサー(APUやTDP105WのCPUも含む)を搭載できる。そのほか、全高54mmのCPUクーラー、PCIe 3.0x16スロット(最大200mmのビデオカードに対応)なども特徴としている。
メモリースロットはDDR4-3200×4基(最大128GB)。ストレージはUltra M.2 SSD×1基とSATA 3.0(6Gbps)×2基。電源ユニットは80PLUS BRONZE認証の500Wモデル(ピークは550W)。インターフェースはUSB 3.2 Type-C(フロント×1基)、USB 3.2 Type-A(フロント×2基、リア×2基)、USB 2.0 Type-A(フロント×2基、リア×2基)。通信規格はギガビットLAN×1基、Wi-Fi+Bluetooth対応のワイヤレスモジュール(key E 2230/M.2)。ディスプレー出力はHDMI×1基、DisplayPort×1基、D-Sub×1基を備える。
筐体サイズは168(W)×220.8(D)×268(H)mm。こちらも発売日および価格は未定だ。
AMD Ryzen 5000Uシリーズ搭載の「Mars 5000U」
最後に紹介する新製品は、最新のAMD Ryzen 5000U プロセッサーを採用するベアボーンキット「Mars 5000U」。容量約0.7リットルという超小型・軽量デザインが特徴だ。
メモリースロットはDDR4-3200×2基(最大64GB)。ストレージはPCIe NVMe M.2 SSDと2.5インチSATA 3.0(6.0Gbps)。インターフェースは、USB 3.2 Type-C(フロント×1基)、USB 3.2 Type-A(フロント×2基、リア×2基)、USB 2.0 Type-A(フロント×2基)。通信規格はギガビットLAN×1基、Intel AX200のWi-Fi 6。ディスプレー出力はHDMI×1基、D-Sub×1基を装備。そのほか、SDカードリーダーも搭載している。
筐体サイズは194(W)×150(D)×26(H)mm。Mars 5000Uも発売日および価格は未定としている。