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Windows情報局ななふぉ出張所 第237回

細部までこだわりの特別感:

アップル新型「iMac」ステイホームを彩る1台

2021年05月28日 09時00分更新

文● 山口健太

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■実機に触れて気付いたこと

 その他、24インチiMacに触れて気付いたことを挙げてみます。

 まず最初に気に入ったのがマグネット式の電源コネクタです。従来の3P電源コネクタのように力を込めて押し込む必要がなく、「スポッ」と吸い込まれます。一方で簡単に外れるものではなく、抜くときにはそれなりに力を込めて引っ張る必要がありました。

マグネット式の電源コネクタ。押し込む必要はなく吸い込まれる

 残念だったのは、新iMacでもスタンドの高さ調節はできない点です。標準ではVESAマウントにも対応していないため、壁掛けやモニターアームを使いたい人は通常モデルではなく、VESAマウント対応モデルを購入する必要があります。

今回もスタンドの高さ調節はできない

 実際に使ってみると、ほぼ無音のまま動き続けるというのも過去のiMacとは違います。高性能かつ省電力な「M1」プロセッサーの体験をしっかり得られるという点でも大きく進化しています。

 ただし、本体が薄型で冷却ファンの位置が近いこともあり、高負荷時には意外と早くファンの回転音が耳に届きやすい印象です。M1搭載機の中で、冷却能力を含めて最もパワフルなモデルを選ぶとすればMac miniでしょう。

 これに対して新iMacは、4.5K解像度の高精細ディスプレーを含めて1台で完結しているのが魅力です。自宅の中で過ごす時間が長くなりがちな昨今ですが、ステイホームを彩る1台になりそうです。

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