数年にわたってゲームや動画編集が快適にこなせる性能

4Kゲームプレイも動画編集もこなせる! カッコいい新ケースにRyzen 9&RTX 3090を搭載したハイエンドミドルタワーPC「FRGHB550/WSG」

文●藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット株式会社

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動画編集も超快適に実行できるスペック

 12コア/24スレッドCPUのRyzen 9 5900XやGeForce RTX 3090、32GBメモリー、1TB PCIe4.0 NVMe M.2 SSDなど、ハイスペックになっている試用機のFRGHB550/WSG。定番ベンチマークを使って基本性能をチェックする前に、「Adobe Premiere Pro」を使った4K動画編集や、CG制作アプリケーション「Blender」の公式ベンチマーク「Blender Open Data」、GeForce RTX 3090の本領を発揮する重量級ゲームでパフォーマンスを見極めていこう。

「HWiNFO64 Pro」システム情報。マザーボードにASRock「B550 Phantom Gaming4」が採用されているのも「GH」シリーズの特徴だ

人気のあるRyzen 5000シリーズのなかで、もっとも品薄になりがちなRyzen 9 5900Xを採用する

12コア/24スレッドを搭載し、マルチスレッド処理時は、クロックは4.25GHz前後で動作する

ビデオカードは、NVIDIA GeForce RTX 30シリーズの最高峰に位置するRTX 3090を搭載だ

 まずは「Adobe Premiere Pro」を使って軽く動画編集作業を行なってみた。作業は4K解像度のMP4動画を4枚並べ、8K動画を制作。プリセットの「YouTube 2160p 4K Ultra HD」で書き出しをしてみたが、編集、書き出しともにスムーズに行なえた。とくに書き出し作業は、GPUアクセラレーション(エンコード設定:ハードウェアエンコーディング)が効いて、CPUメインに処理される「ソフトウェアエンコーディング」と比べて、書き出し時間は4分8秒短縮していた。

「Adobe Premiere Pro」のハードウェアエンコーディングでは、GPUを活用。処理時間を大幅に短縮できる

書き出し中のCPU使用率が50%程度に留まる代わりに、GPUの使用率が80%台まで上昇

 続いて「Blender」の公式ベンチマーク「Blender Open Data」を実行。CPU処理に加え、RTX 20/30シリーズに搭載されているRTコアを活用するAPI「OptiX」で処理を行なっている。

「Blender」の公式ベンチマークで、レンダリング時間の差をチェック

CPUの結果

OptiX利用時の結果

ベンチマークテスト:Blender Benchmark(秒)
Ryzen 9 5900X GeForce RTX 3090(OptiX)
bmw27 116 9
classroom 297 34
fishy_cat 150 18
koro 232 40
pavillon_barcelona 307 45
victor 509 75

 結果は一目瞭然。RTコアを活用したOptiXでの処理時は、もっとも重たい「victor」のレンダリング時でCPU処理時から、7分14秒短縮している。

 この2つのアプリケーションのチェックで、多くの動画編集やCG制作アプリケーションが、GPUのハイパワーを活用できるのがわかってもらえるだろう。クリエイティブ用途メインの人も、FRGHB550/WSGは、注目のマシンといえる。

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