■電ドラボールズの速さはフツー(だがしかし)
これまでに試した工具とタイムを並べてみた。計測条件は前回と同じ。
電ドラボールズ同士を比べると、ナット外しは電ドラボールハイスピードが速い。が、着座まで安定したトルクで回しきるオリジナル電ドラボールは、締める方向ではイーブンだ。
ただ全体で見ると、電ドラボールズはフリーターンクロスレンチよりは速いが、フレックススピーダーより遅い。なーんだ、ハンドツールと同じか。別にフツーじゃん、という結果になった。
なのに「速い」ように感じた理由は、工具の軽さ。2kgを超えるマキタの充電式インパクトレンチ、1kgを超えるKo-kenのフリーターンクロスレンチやフレックススピーダーに対して、カタログ値で160g。中腰で工具を保持しながらのタイヤ交換作業では、この軽さが効く。
というわけなのだ。よかったよかった。それではまた次回!
(と言いつつ、実は大きな声で言えない理由もあるのだが、それは作業のセオリーから外れる上に説明が長くなるので、ここで他のもっと楽しい記事のリンクでも押してもらうか、この先は小声のつもりで読んでいただきたい)
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