アップルは30日(現地時間)、開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference」(以下、WWDC21)を6月7~11日まで、昨年に続いてオンラインで開催することを発表した。すべての開発者は無料で参加できる。
昨年はオンライン化の準備が必要なこともあり、若干遅れた開催となったが、今年は例年どおりの6月上旬に戻った形だ。
昨年のWWDCと言えば、Apple Siliconへの移行が話題になったが、今年は何らかの目玉はあるのか? イメージビジュアルではメガネを掛けたキャラクターがMacBookをのぞき込んでいるが、そのこと自体は実は昨年と同じ。噂されているメガネ型デバイスの登場か!? と考えるのは少し短絡的かもしれない。ただ、iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSなどの今後の方向性が示されるイベントとして、開発者にとっては今年も大いに注目すべき内容になることは間違いない。
昨年に続き、今年も学生向けにSwift Student Challengeを開催。日本時間で4月18日までにSwift Playgroundで作った作品を応募すると、入賞者にはWWDC20ジャケットとピンバッチがプレゼントされる。

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