ゲームオンが運営するMMORPG「LOST ARK」では、3月31日に新大陸「ヨーン」が実装される。今回実装に先駆けて、ロヘンデルの際と同様(関連記事)、同社に「ヨーンを散歩してみませんか?」とお誘いをいただいたので、いち早くヨーンをぐるっと散歩してきた。なお、実装前の開発環境下での散策となるため、細かい変更が入る可能性がある点については、了承いただきたい。
職人の国「ヨーン」を散歩
港や貿易広場があるが……
ヨーンは、ルーテラン、シュテルン、ベルン、ロヘンデルに次ぐ首都を持つ大陸で、かつてウマル族の職人が不毛な土地を開拓し、長い年月を経て作り出された大陸となる。地下空間でありながら、技術の粋を集めて造られた人工太陽で光を補うなど、環境的に不便な部分を技術力で補っているという。
今回は、上のマップだと一番右下にある黄金港から散歩をスタート。“黄金”というだけあって、多くの人で賑わっている。また、先述したウマル族もたくさんいて、職人だけあって様々な売買が行なわれているようだ。ただ、人工太陽で光を補っているとのことだが、さすがに普通の太陽とは異なるようで、マップ全体的に薄暗いのも特徴といえる。
黄金港の右端には、「著名なゼフィール事務所」がある。詳しくはプレイしてほしいが、メインクエストで訪れることになる場所だ。また、ここにはLOST ARKをプレイしてきたことがある人なら「おや?」と思える要素もあるので、ぜひ実装を楽しみにしておいてほしい。
テストプレイ時は、「アークトゥルス」と呼ばれる光のメンテナンス中とのことで、黄金港から上に進むことはできなかったが、マップ上の黄金港の上には「矜持の貿易広場」と「正確な積載所」がある。詳細はまだ不明だが、いたるところに鉱石や金が積んであり、正確な積載所にはベルトコンベアもあるため、もしかしたらここに鉱石や金を積んで流していたのではないかと推測できるが、見た感じ可動はしているものの、何も載っていない。何かあったのだろうか……。
矜持の貿易広場を抜けると、長い一本道の先に「気だるい海岸」がある。海岸には巨大な生物の骨が放置されており、海には魚などの生物がいる感じもしない、どこか“死”を想起する海岸だなと感じた。
採石場にはモンスター、採掘場には盗賊団
そして、気だるい海岸からマップ左側に行くと、「湿った採掘場」と「色あせた採石場」がある。湿った採掘場には、エメラルドのように輝く鉱石が至る場所にあり、これを採掘したものが矜持の貿易広場や正確な積載所まで運ばれてきているのではないかと思われる。
しかし、ちらほら人はいるものの、採掘しているようすはない。湿った採掘場には、「トンネルタートル」や「エメラルドバード」「ジュエルスパイダー」といったモンスターがおり、もしかしたらこのモンスターたちが採掘を邪魔しているのかもしれない。
また、色あせた採石場は「エルク盗賊団」の縄張りになっているようで、盗賊団とモンスター「憤怒の化石ゴーレム」が徘徊しているほか、採石場の奥には盗賊団に囚われている人もいる。おそらく何らかの理由で盗賊団が採石場にはびこっているため、ヨーンの人々は採石できなくなっているのではないだろうか。
そのほか、ヨーンは地下空間にある大陸だが、歩き回れる場所からさらに下に奥行がある場所がいくつかある。ロヘンデルでは、フィールドの下に海が広がっていて船が行き来しているのがみえたが、ヨーンのフィールドの下には採掘のために建てられた足場がみえたり、建物のの地下部分がみえたりと、見下ろし視点な分実際に歩き回れるフィールドの下にかなりこだわって作っている印象も受ける。
実装に先駆けて散歩させてもらったのは、ロヘンデルに続き2度目だが、ヨーンはロヘンデルとは全く雰囲気が異なり、やはりどこか暗いイメージを受ける。メイン・サブクエストでは、ヨーンの土地を開拓したというウマル族がどう関わってくるのか、なぜ採石場が盗賊団に占拠されていくのかがなどがわかるかもしれない。ヨーンという大陸ではどのようなストーリーが展開されるのか、実装が楽しみだ。
3月23日の生放送でアップデート概要が明らかに!
今回は、ヨーンをぐるっと散策したのみとなり、クエストやダンジョン、レイドなどには触れていない。そういった要素も含めて、同社は3月23日21時からアップデート概要を紹介する公式生放送を実施。現在アーカイブが公開されている。ヨーンがどういった大陸なのか、ヨーンではどのようなコンテンツが楽しめるのかが気になる人は、ぜひ放送をチェックしてみてほしい。
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