サイボウズは2月26日、中堅・大規模組織向けグループウェアのクラウド版Garoon(ガルーン)を3月11日にアップデートすることを発表した。
Garoonは国内外5800社280万人に導入されている中堅・大規模組織向けグループウェア。今回のアップデートではシステム画面にプラグインメニューが追加される。以前より対応していたJavaScript/CSSでのカスタマイズに加え、新たにプラグイン機能が搭載されたことで、スケジュールやワークフローなどGaroonの既存機能の強化・連携や、kintoneを含む他システムとの連携が簡単に実現できる。また汎用的な機能をプラグイン化して使用することも可能となった。
アップデートの背景について同社は、グループウェア市場でクラウドの移行が進み、同サービスのターゲット層である中堅・大企業でも、複数組み合わせのクラウドサービスが主流になってきたからだと語る。
また今回のプラグインと同時に、スケジュールの予定詳細画面でアンケートを作成できるアンケートプラグイン、Microsoft Teamsカレンダーにスケジュールを連携できるプラグイン、Garoonのスケジュール上でWeb会議ができるVideo会議室 for Garoon、Zoomミーティング予約連携 for Garoon(β版)、ガルキンスケジュール連携プラグインなど、計5個のプラグインがリリースされる。