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ウェブサイト・ウェブサーバーへのサイバー攻撃を可視化・遮断

さくらインターネット、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」を提供開始

2021年02月18日 18時00分更新

文● ASCII

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攻撃遮断くん サーバーセキュリティータイプを提供開始

 さくらインターネットは2月18日、MSPサービスを提供するネットアシストと提携し、サイバーセキュリティクラウドが開発する「攻撃遮断くん」のサーバーセキュリティータイプを、さくらのクラウドにおいて2月25日より提供開始すると発表した。

 攻撃遮断くんは、ウェブサイト・ウェブサーバーへのサイバー攻撃を可視化・遮断するウェブセキュリティーサービス。今回提供するサーバーセキュリティータイプは、クラウド上の監視センターにログを送信するためのエージェントをユーザーのサーバーへインストールし、送信されたログをもとに攻撃の検知・遮断命令を出す。

 攻撃の検知・遮断の最中でも、WAF導入によるサーバー性能の低下やサイトを訪れるユーザーへのレスポンス低下といった心配がないとする。トラフィック容量の大きなコンテンツを提供しているウェブサービスを運営している人に特におすすめとしている。

 サーバーOS単位でエージェントをインストールすることでクラウド上の監視センターにログが送信されるようになり、攻撃の検知・遮断が可能になりサーバーを保護する。DNS切り替え型とは異なり、トラフィックによる従量課金を気にする必要がないため、様々なサービスとの組み合わせが容易である点が特徴。

 利用開始後、クラウドアカウントごとに管理画面を提供する。管理画面では、グラフィカルなマップとデータで攻撃状況を可視化し、ユーザー側で攻撃元IPアドレスや攻撃種別の確認、検知状況などの確認が可能。

 本サービスの料金は、1台/1IPアドレスあたり毎月4万4000円。初期費用は発生しない。

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