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「FiiO」、USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Q5s Type-C」発売

2021年02月12日 20時00分更新

文● ASCII

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 エミライは2月12日、自社ブランド「FiiO」から、フラッグシップポータブルDAC/ヘッドホンアンプ「Q5s」のリニューアルモデルとして、USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Q5s Type-C」を発売した。価格はオープン価格で、実売予想価格は4万9500円。

 Q5s Type-Cは、FiiOのフラッグシップポータブルDAC/ヘッドホンアンプ「Q5s」のリニューアルモデルとなっている。

 Q5s Type-Cは、旭化成の次世代DACチップAK4493EQチップを左右のチャンネルそれぞれに1基搭載し、低歪み、高SN比、大幅に洗練された中高域を特長としている。AK4493EQは、AKMのフラッグシップ AK4497EQ で新たに開発した自社オーディオ専用LSIプロセスを採用していることから、電気的な余裕度と低域ノイズを大幅に改善、情報量や力強さに感じられる音の鮮度を向上させているとのこと。

 アナログポテンショメーターを使用したボリュームは、従来のアナログポテンショメーターのボリュームノブで発生していたチャンネルバランスの不均衡をAD変換によって効果的に排除し、小音量でボリュームを調整する際の精度を大幅に向上させている。

 標準で付属するAM3Dバランスアンプモジュールには、3.5mmシングルエンドおよび4.4mmバランスヘッドホン出力に加え、USB Type-Cポートが備わっている。

 Q5s Type-Cは、コンピューターに接続すると、USBポートの出力機能をインテリジェントに判別し、充電電流と充電速度を自動的に調整する。また、USB経由でスマートフォンに接続すると、Q5sは充電や電力供給の必要がないことを自動的に認識する。

 FiiO MusicアプリとQ5s Type-Cを使用することで、チャンネルバランスの調整、ローパスフィルターの選択、省電力シャットダウンタイマーの設定などの設定項目を自在にカスタマイズできる。

 Q5s Type-Cには、光デジタル変換アダプター、3.5mmラインケーブル、滑り止めパッド、布製キャリングポーチなどの付属品が付いている。

 内蔵バッテリー容量3800mAh、連続使用時間は9時間以上。出力はシングルエンド出力で220mW以上、バランス出力で560mW以上。対応BluetoothコーデックはAAC/SBC/aptX/aptX LL/aptX adaptive/aptX HD/LDAC。サイズはおよそ幅64×奥行き124×高さ16mm、重量は約198g。

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