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USB DACとしても使える

FiiO、Bluetoothレシーバー「BTR5」にチタニウムカラーを追加

2020年06月11日 19時40分更新

文● ASCII

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Bluetoothアンプ「BTR5(Titanium)」

 エミライは6月11日、中国FiiO ElectronicsのBluetoothレシーバー「BTR5」の新色「Titanium」の取り扱いを開始した。数量限定で、同社オンラインショッピングサイトのみにて販売する。価格は1万5400円。

 本製品は、有線イヤホンをBluetooth対応にできる製品。ESS Technology製のDAC+アンプ統合型チップ「ES9218P」を2基、左右独立構成で搭載し、低ノイズ・低歪と高出力を両立したとする。専用のFPGAに45.1584/49.152MHzの2基の水晶発振器を組み合わせることにより、様々なサンプリング周波数の信号が入力されるBluetoothおよびUSBでのデコード時においても、精密な再生ができるという。

 3.5mmシングルエンド出力のほか、2.5mmバランス出力の両方を装備。ES9218Pを左右独立で動作させる完全バランス構成のオーディオ・アーキテクチャーにより、各チャンネルはそれぞれ独立したDACと増幅段によって駆動する。AAC、SBC、aptX、aptX Low Latency、aptX HD、LDACといった高音質ワイヤレスコーデックに対応するほか、Bluetoothバージョン5.0に対応。

 BluetoothレシーバーにはQualcomm製「CSR8675」を採用。XMOS製USBオーディオコントローラーICを搭載し、32bit/384kHzまでのPCMのほか、DSD256までのDSDネイティブ再生を可能とするUSB DAC機能を備える。

側面

 本体フロントパネルに0.49インチ(64×32ドット解像度)の有機ELを搭載し、ペアリング先、接続状態、通話状態、電源ステータス、エンコードフォーマット、音量を表示。本体側面には、マルチファンクションボタンを搭載し、ペアリング/再生/一時停止/通話を受ける/通話を切る/発信のキャンセル/強制ペアリング/スマートアシスタントの起動などの操作が可能。また、高感度無指向性マイクを内蔵し、3.5㎜端子のCTIA規格ヘッドセットの外付けマイクを使用できる。NFCによるペアリングにも対応。

 FiiO Musicアプリを使用すると、BTR5のチャンネルバランス、DACの4種類のデジタルフィルターの切り替え、10バンドのイコライザーの調整など、多彩な設定項目を変更できる。

 550mAhのバッテリーを内蔵し、1.5時間の充電で9時間の連続再生が可能。サイズはおよそ幅32×奥行き72×高さ11.1mm、重量およそ43.7g。クリップ付き保護ケースが付属する。

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