両方買って、音の違いを体験してみるのもいい
端的に言って両者ともコストパフォーマンスは驚くほど高い。「この価格ではありえない音」というキャッチフレーズに嘘はないと思う。実際に音のレベル的にはハイエンドプレーヤーで使ってもおかしくないほどだ。「A&Futura SE200」のAKM側とESS側の違いどころか、SE200と「A&Ultima SP1000」の違いも的確に描き分ける。E3000もコスパの高さに驚いたが、こちらはさらに驚いてしまう。
強いて私がどちらかと選ぶならば、A3000の方だろうか。私がロック好きということもあるし、A3000の方がほかのメーカーではありえないイヤホンだという気がする。ただ、普段使いできるイヤホンを探していて、スマホでストリーミング再生をチェックするという用途ならA4000の方を選ぶ。
とはいえ、音はだいぶ違うので、やはり「両方買うのが正解」と言えるかもしれない。
この連載の記事
-
第300回
AV
インド発の密閉型/静電式ヘッドホン? オーディオ勢力図の変化を感じた「INOX」 -
第299回
AV
夏のヘッドフォン祭 mini 2024レポート、突然のfinal新ヘッドホンに会場がわく! -
第298回
AV
ポタフェス2024冬の注目製品をチェック、佐々木喜洋 -
第297回
AV
なんか懐かしい気分、あなたのApple WatchをiPodにする「tinyPod」が登場 -
第296回
AV
逆相の音波で音漏れを防げる? 耳を塞がないヘッドホン「nwm ONE」──NTTソノリティ -
第295回
AV
NUARLのMEMS搭載完全ワイヤレス「Inovatör」(旧X878)の秘密とは? -
第294回
AV
AirPodsで使用者の動きからBPMを認識、それを何かに応用できる特許 -
第293回
AV
次世代AirPodsにはカメラが付くらしい、じゃあ何に使う?(ヒント:Vision Pro) -
第292回
AV
OTOTEN発、LinkPlayの多機能ネット再生機「WiiM」とSHANLINGの「EC Smart」を聴く -
第291回
AV
ビクターの新機軸、シルク配合振動板の魅力とは? HA-FX550Tを聴く -
第290回
AV
HDTracksがMQA技術を使ったストリーミング配信開始へ - この連載の一覧へ