サービス専用ロボットの市場でNo.1に立つ
アイリスロボティクスの設立も、この考え方の延長線上に立ったものだ。
大山社長は、「社会の課題を、ロボットで解決することをミッションに掲げ、新たな事業を開始する。目指すのは、B2B Robot as a Serviceである。サービス専用ロボット市場において、ナンバーワンになりたい」と意気込む。
大山社長があげる社会課題は4つだ。
「感染症対策は喫緊の課題である。さらに、人手不足や労働者人口の減少、高齢化の問題もある。そして、持続的成長を達成することも重要な課題である」とする。
ロボティクス事業は、これらを解決するためのソリューションに位置づけている。
「ソフトバンクロボティクスグループとの提携は、コロナ禍で、非接触化の推進を図るため、ロボットを使った社会課題の解決に取り組むものになる。日本は課題先進国である一方、清潔な生活習慣を持つ国である。清潔生活のノウハウを活用して、世界に発信していきたい」とし、「ロボティクス事業は、社会課題解決に向けたソリューションビジネスを行うための重要なピースとなる」と位置づけた。
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