PCからディスプレーの設定ができるMSI Gaming OSD 2.0アプリが便利!

165Hz駆動でHDR対応の湾曲27型ゲーミングディスプレーMSI「Optix MAG272C」レビュー

文●ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 本製品は、チルトが-5度から20度で、座面の高さに合わせて調整可能だが、高さとスイーベルの調整はできない。ただ変な座り方をしない限り見やすい位置に設置は可能なので、チルト機能のみというのはそれほど気にならないはずだ。

チルトは-5度(写真左)から20度(写真右)で、高さ調整はできない

 上面と左右はスリムベゼルを採用。電源ボタンはディスプレー右下部にあり、OSDメニューは背面にジョイスティックタイプを配置する。この辺りは前回紹介した「Optix G32C4」と同様で、OSD操作は非常にやりやすい。

OSDメニューの操作は、背面にあるジョイスティックで操作。直感的に操作できる

 さらに本製品ではPCとUSB接続し「MSI Gaming OSD 2.0」アプリを導入すると、ディスプレーの設定をPCから操作できる。機能をショートカットキーに割当も可能なため、ジョイスティックすら使わず簡単に設定変更ができる。

PCとUSB接続してアプリをインストールすれば、PCからディスプレーの設定が可能になる

 リフレッシュレートは最大165Hzで、応答速度は1ms(MPRT)。残像感を抑え、なめらかな動きを表現可能。またAMD FreeSync Premiumに対応し、対応グラボと組み合わせることで、カクつきやティアリング現象を抑えられる。最大輝度は300nitsでコントラスト比は3000:1。色域はsRGBが100%、DCI-P33カバー率は89.5%だ。

 HDRにも対応しており、対応ゲームのプレイや映画などを視聴する際は、肉眼に近い明暗で描写が可能となり、臨場感をさらに高めてくれる。

 アンチフリッカー機能の搭載やブルーライト軽減も設定できるので、長時間ディスプレーに向かう際の疲労感を抑えてくれるはずだ。

ブルーライトを軽減する「アイセーバー」のオン・オフができる

 インターフェースは、映像まわりがHDMI 2.0×2とDisplayPort 1.2a×1、USB Type-C×1。そのほかUSB 2.0 Type-B×1(PCとの接続)とUSB 2.0 Type-A×2(ハブ)も搭載しているので、キーボードやマウスの接続やスマホの充電などにも活用できる。

HDMIでもDisplayPortでもリフレッシュレート最大165Hzで利用可能。4系統入力はうれしい。

細かい点だが、電源はACアダプターではなくケーブル接続のみ。設置する際にコンセント周りを気にする必要もない

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2017年
01月
03月
05月
06月
07月
09月
10月
11月
2016年
01月
03月
05月
06月
09月
11月
2015年
01月
03月
04月
06月
2014年
05月
06月
09月
10月
11月