このページの本文へ

高密度低遅延の無線LAN構築とネットワーク統合管理を実現

Aruba、「ところざわサクラタウン」に無線LANネットワーク統合管理を提供

2021年01月19日 12時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ところざわサクラタウン

 Arubaは1月19日、KADOKAWAが所沢市にオープンした大規模複合施設「ところざわサクラタウン」において、「Aruba Mobility Conductor」をはじめとする各種Aruba製品を提供したと発表した。

 ところざわサクラタウンは、KADOKAWAと所沢市による「COOL JAPAN FOREST 構想」の中心として、“行動する文化“を世界に発信する日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として設立。同施設にはホテル、イベントスペース、商業施設やKADOKAWAの新オフィスならびに書籍製造・物流工場などを展開するほか、角川文化振興財団によるミュージアムや神社も併設され、2020年11月6日にグランドオープンを迎えた。

IoT(スマートステイ)環境を整えるため、WLAN AP「Aruba 500H」が設置され、プロジェクターや映像と連動して変化する照明制御などを可能にしたホテル客室

 同施設は、特に製造物流機能やe-Sportsにも利用され、またイベントなどでは多数の来場者を集める中、大容量の4K動画を配信することなどから、次世代ネットワーク基盤にはマルチギガビット対応や超低レイテンシー性が求められ、有線規格にも対応できるインフラを導入する必要があった。柔軟に変更可能なネットワーク、超過密なWi-Fi端末収容、低遅延・広帯域のネットワーク、高いSLAの実現の4つの柱をコンセプトとし、具体的には、以下のような要件が特に重視された。

・Wi-Fi6 対応
・マルチベンダー環境での汎用性や拡張性、大規模から小規模まで幅広いユースケースが同じ機種で可能なこと
・屋内屋外いずれにおいても高密度環境化でのネットワークの信頼性
・豊富な導入実績と知見
・コストパフォーマンス、既存インフラ資産を有効活用できる柔軟性(既存投資保護)
・ユーザー社内にきわめて高度なエンジニアリング力を備えたITチームを擁することから、ネットワーク構築を内製化できること、ならびにこれに対する適切な技術支援

 こうした要件を満たすソリューションとして複数のベンダーから比較検討した結果選定されたのがAruba製品だったという。マルチベンダー環境での拡張性や既存のインフラ資産を生かせる柔軟性などに加え、内製化を進めるうえでの技術支援の充実が決め手となったとする。

 また、建物の意匠上、設置場所が限られる外構アンテナからのカバレッジ確保や、高所作業車でしか交換できず、失敗が許されない例えば屋外9メートルの高所に設置するAPなどの現場課題に対しても、スピーディーかつ徹底的に検証した点が評価され、導入に至ったという。

 今回導入されたAruba製品は、コントローラーをクラスター化して一元管理を実現する「Aruba Mobility Conductor」、統合認証基盤「Aruba ClearPass」、ネットワークの稼働状況をダッシュボードで可視化する「Aruba AirWave」、ならびに「Aruba 500H」などのアクセスポイント。また、コントローラーやアクセスポイントには納期、価格などに応じて、認定リファービッシュ品を活用している。既に2020年8月から本格運用が開始されている。

 なお、KADOKAWAは今回の成功を踏まえた全社展開を見据え、飯田橋の本社ビルを、ところざわサクラタウンと同じ構成で標準化し、社内ネットワークも従来のVPN接続から、RAP(リモートアクセスポイント)を社員に配布し、持ち帰ったAPをコントローラー側で一元管理する体制なども検討していくという。

 今回の導入について、Arubaの公式サイトで導入事例として紹介されている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    情シス人材不足でも「採用予定なし」中小企業の意見/“従業員発のSNS炎上”6割の企業が懸念/「SNS疲れ」利用を減らす効果的方法、ほか

  2. 2位

    ビジネス・開発

    「Gemini Enterprise」に大規模導入の波 ― SOMPO・NTTデータ・Skyが描く“エージェント企業”への進化

  3. 3位

    ITトピック

    北米での成長率がすごすぎる NinjaOneとはいったい何者だ?

  4. 4位

    Team Leaders

    Power AutomateでSharePointリストにある申請データ一覧をメール送信する方法

  5. 5位

    sponsored

    無線APにデザインは不要ですか? ブラックスケルトンモデルは今どきのオフィスにめちゃなじむんです

  6. 6位

    YouTube

    ぶっちゃけ、あのSaaSってどう!? 情シスがガチ格付け! 本当に使えるツールを決める最強SaaSティア決定戦!!

  7. 7位

    ビジネス・開発

    脱・巨大プルリクエスト GitHub公式の「スタック型プルリクエスト」が登場

  8. 8位

    TECH

    プロテクティブDNSでDNSをセキュリティ基盤へ 福岡大学でも「運用課題なし」の実績

  9. 9位

    デジタル

    異常検知からロボット走行、車両制御まで —— 現場を遠隔化・自動化するSORACOM活用のIoTソリューション

  10. 10位

    ビジネス・開発

    情シスは「フィジカルAI」にどう向き合うべきか 実用化に不可欠な“現場×AI×経営”の橋渡し役に

集計期間:
2026年08月04日~2026年08月10日
  • 角川アスキー総合研究所