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Razer純正PCケースで組むハイスペックゲーミングPC

大満足の性能&見た目に! マイデスクに欲しいRazer Tomahawk PC

2021年01月13日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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ケーブル配線、取り回しもラクに行なえる

 下ごしらえしたマザーボードをPCケースに取り付ければ、残す組み立て工程はウォーターブロック(CPUクーラー)の固定、各種ケーブル配線、ビデオカードの取り付けといったところだ。

 Razer Tomahawk ATXは、ボトムの電源ユニットスペースに3.5/2.5インチベイを備えており、これを取り外せると組みやすいのだが、残念ながら固定されている。ストレージベイの位置をフロント側にずらすことで、ボトムに手を入れるスペースができ、電源ユニットへの各種電源ケーブルの差し込みも可能だった。

 今回組み合わせたCooler Masterの電源ユニット「V850 Gold」は奥行きが160mmなので、奥行き180mmなどの1000Wクラスの製品でなければ、問題なく組み合わせられる。

 各種電源ケーブルは、複数台を組んでいるツクモの石井さん推しだけあって、フラット&柔らか目で取り回しが容易だ。工程としては、2本のCPU8ピンケーブルを事前にケーブルホールに通しておき、マザーボード取り付け時に差し込むといったポイントを、しっかりと押さえて組んでいけばオッケーだ。

電源ユニットには両サイドからアクセス可能。各種ケーブルの接続も後からできる

組み立て時はボトムのストレージベイを、最もフロント寄りにしておこう

2本のCPU8ピンケーブルは事前にケーブルホールを通しておくのがポイントだ

 ケーブルの取り回しでは、本構成ではPCケースフロントインターフェース用USB 3.0ケーブルよりも若干柔らかくて細めなアイネックス「ケース用USB3.0延長ケーブル」を追加している。そのため、フロントUSBケーブルの取り回しがスムーズにできる。

 ただ、ASRock「X570 Taichi Razer Edition」は、フロントType-Cコネクターの位置が少し微妙で、ビデオカードの延長線上に隣接している。ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 AMP Holo」のバックプレートと干渉することはなかったが、ビデオカード取り付け時には気をつけたい。

 なお、バックプレート側にファンを取り付けられるビデオカードは干渉すると思われるので注意しよう。

PCケースに同梱するケーブルは硬く、取り回ししづらいことがある。比較的柔らかなUSB 3.0 20ピンヘッダーの延長ケーブルがあるとラク

1760円とやや高いが、フラットタイプのケーブルをオリオスペックで販売中だ(USB 3.0 20ピン内部ヘッダー延長ケーブル

取り付け時にピンを曲げてしまうこともあるUSB 3.0 20ピンヘッダー。アイネックスの製品は比較的柔らかいので、そんな失敗を避けるのにも最適だ

USB Type-Cコネクター。メモリースロットのラッチと同じライン上にあれば不安がないのだが、この位置ではビデオカードとの干渉が気になる

ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 AMP Holo」のバックプレートとは干渉はしなかったが、ビデオカード取り付け時に注意を払いたい位置ではある

フロントオーディオ端子や、「KRAKEN Z63」の制御USBヘッダーピンなども裏面スペースを使って配線

ケーブルカバーが大きいので、ある程度まとめるだけで、各種ケーブルを隠せるので初心者でもケーブル処理がラクだ

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