CES 2021レポート 第22回
「ThinkBook 13x」「ThinkBook 14p Gen 2」「ThinkBook 16p Gen 2」も
レノボ、12インチの大型E Inkディスプレーを搭載した第2世代の「ThinkBook Plus」
2021年01月13日 03時00分更新
レノボは米国時間の1月12日、「ThinkBook Plus Gen 2 i」「ThinkBook 13x」「ThinkBook 14p Gen 2」「ThinkBook 16p Gen 2」を発表した。
ThinkBook Plus Gen 2 i
ThinkBook Plus Gen 2 iは、ThinkBook Plusの後継にあたるモデル。トップカバー部分に搭載したE Inkディスプレーを、トップカバー面積比で従来の48%から68%に拡大。12型(2560×1600ドット)の表示領域を確保した。
E InkディスプレーのUIを再設計。より直感的な操作が可能になり、閉じた状態で使える機能の設定もより柔軟になったとする。
厚みおよそ13.9mm、重量は最小構成時でおよそ1.3kg。ディスプレーのサイズは13型で、16:10のアスペクト比を採用している。専用のスタイラスと併用すれば、スタイラスの使用時に、任意のアプリケーションを自動的に立ち上げる機能もそなえる。
CPUには第11世代インテルCoreプロセッサーを採用。また、Intel Evoプラットフォームに準拠している。インターフェースとしてThunderbolt 4(USB Type-C)端子を搭載し、Wi-Fi 6での無線LAN通信に対応する。
オプションでワイヤレス充電機「ThinkBook Charging Mat」が用意される。バッテリー駆動時間は公称で15時間で、E Inkディスプレーのみを使った場合は、最大24時間駆動するという。
そのほか、米ドルビーの映像再現規格「Dolby Vision」と、音響規格「Dolby Atmos」に対応する。
2021年の第一四半期にも受注が開始される予定で、価格は1549ドルから。
ThinkBook 13x
ThinkBook13x iは、およそ12.9mm/およそ1.2kgという薄型軽量設計が特徴の13型ノートPC。
ThinkBook Plus Gen 2 iからE Inkディスプレーを除いたモデルとし、主な仕様はThinkBook Plus Gen 2 iと共通。カラーバリエーションはストームグレーとクラウドグレーの2色展開。
2021年の第一四半期に受注が開始される予定で、価格は1199ドルから。

この連載の記事
-
第34回
自動車
車内に置いたコップから水がこぼれない! アイシンが新技術「PARS」を発表 -
第33回
自動車
自動運転のレースカーが最高速度320kmでレースをする世界がすぐそこに! -
第32回
デジタル
日本HP、CES 2021出展の5G対応2 in 1ノートPCを2月下旬発売へ -
第31回
デジタル
ASUSがCES2021にて2画面ノートPCなど新型モバイル製品を発表 -
第30回
デジタル
MSI、300Hz駆動パネル搭載した15.6型ゲーミングノートPC「GS66 Stealth」を発表 -
第28回
スタートアップ
モフモフのペットロボット「MOFLIN」(もふりん)、CES 2021でBest of Innovation Award賞を受賞 -
第27回
トピックス
HyperX、CES 2021にてゲームミングデバイスを発表 -
第26回
デジタル
フォッシル初のLTE対応スマートウォッチは「挑戦を経て完成」、スカーゲン「HYBRID HR」などCES発表の新作動向を解説 -
第25回
デジタル
Razerが電動「スマートマスク」を公開 = モーターで自動換気に拡声装置も内蔵 -
第24回
デジタル
ASUSがROGの新製品を発表 = 専用GPUユニット付属のモバイルノートも登場 -
第23回
デジタル
レノボ、世界最軽量の15型ゲーミングノートPCうたう「Lenovo Legion Slim 7」を発表 - この連載の一覧へ













