小回りの利く新製品「MoGo Pro+」が誕生
Wi-Fiによるインターネット接続の機能とAndroid TVを搭載するMoGo Pro+は、アプリを入れて動画配信サービスのコンテンツを再生したり、背面にあるHDMI端子に接続したビデオプレーヤーの動画再生や、USBマスストレージに保存した動画ファイルの再生などが楽しめる。
ネイティブ画質のまま再生できる動画の解像度は、最大フルHDまで。4K動画が入力された場合は、フルHDにダウンコンバートして再生する。上位のHaloはHDR動画の再生にも対応するようだが、MoGo Pro+はSDR再生までになる。
Android TV搭載のプロジェクターであることを活かして、同じWi-Fiネットワークに接続したスマホやPCで再生した動画・音楽コンテンツをMoGo Pro+にキャストしたり、Chromecastブラウザのミラーリングなどもできる。
投射できる画面のサイズは最大100インチ。スクリーン面から約2mほどの距離を作ることができれば、約80インチの大きな画面が映せる。立ち上げ式などシアター専用スクリーンを使えばより高精細な映像が楽しめるのでベターだが、エントリーユーザーは屋内の壁面や天井に映しても十分に楽しめるだろう。
本機で映像を楽しむ前に、付属するリモコンとのBluetoothペアリングを済ませてから本体Android TVの初期設定が必要だ。
Android OSを搭載するスマホやタブレットが手元にあればクイック設定ができるので便利だが、iPhoneしか持っていないユーザーも手動で初期設定ができるし、セットアップ完了後も動画・音声コンテンツのキャスト再生などがAndroidスマホと同様に楽しめるので安心してほしい。