ハイバリューながら高品質なスタンダードPC「THIRDWAVE」の魅力に迫る 第2回
THIRDWAVEブランド開発メンバーにインタビューを実施。「ブランド認知は二の次、使いやすさこそ正義」
“道具”としてのPCの使い勝手向上に全力、THIRDWAVEのスタンダートPCがハイバリューでも高品質な理由を探る
2020年12月24日 11時00分更新
ハイスペックさより生活環境に馴染む構成に
ハイエンドCPUを搭載しない理由
ーーでは、デスクトップの場合はいかがでしょうか
笠浪氏:デスクトップパソコンの場合は、そのままお使いいただいてもしっかり使えるスペックとエアフローを確保しているのに加え、お客様自身で拡張できる余裕も残すようにしています。
また、最近発売した小型パソコンについては、生活環境になじむように作り込んでいます。
ーーというと?
笠浪氏:我々のようなパソコン好きであればある程度の騒音は気にしないですが(笑)、そうでない方だと熱を持ったり、騒音がするパソコンはリビングなどの生活環境に置きづらくなってしまいます。
高い性能のCPUを搭載することはできるのですが、そうなるとどうしても駆動音が気になってしまうため、THIRDWAVEブランドで販売するモデルはあえてAMDはRyzen 5まで、インテルでは省電力向けのCore i7やCore i9までに抑えています。なるべく多くのシチュエーションで快適に使っていただきたいので、夏場でも冷房をかけていない状況で運用を想定し、システム温度と冷却ファンの駆動音量を検証したうえで、CPUの選択範囲を設定しています。
ーーなるほど。そのほか、小型パソコンについてこだわった点はありますか?
笠浪氏:筐体左側にUSB端子を搭載しています。ここにUSB端子があることで、ヘッドフォンや外部ストレージ、SDカードコネクターなどが着脱しやすいようにしてあります。小型のため内部拡張は限定されますが、外部拡張はしっかりできるようにしました。そのほかWi-FiモジュールはWi-Fi6仕様のAX200を標準搭載しました。
内部拡張が限定されるとはいっても、2.5インチHDDが最大2枚入りますし、AMDモデルのほうはM.2を1枚追加できます。BTOでのご購入以外は保証対象外にはなりますが、パソコンに詳しいお客様であれば、自由に追加することも可能です。
そのほか、トリプルディスプレー構成も可能なので、デイトレードなどをやりたいお客様にもオススメできます。
ーー最後に、読者の皆さんに伝えたいことなどあれば教えてください。
佐藤氏:THIRDWAVEブランドのパソコンはハイバリューを追求し、“道具”としてお客様に満足いただける使いやすさと品質にこだわって開発しています。自虐的にいうとまだまだ認知度は足りていないと思っています。しかし、手に取っていただいた方に満足いただき、そこから認知度が拡がるように高品質な製品開発を目指していきますので、よろしくお願いします。
永田氏:日本の製品の品質のよさは全世界で認知されています。それに恥じないような、高品質なパソコンを世の中に提供して参りたいと考えていますので、よろしくお願いします。
笠浪氏:THIRDWAVEブランドは、一般的な用途向け製品カテゴリーの枠組みの中で、パソコンを“道具”として使うお客様に納得感をもって購入していただけるような製品開発を行なっています。ぜひ一度手に取っていただいて、使い勝手のよさを感じていただけたらと思います。
ーーありがとうございました。
インタビューを通じて、サードウェーブがTHIRDWAVEブランドのスタンダードパソコンにかけている並々ならぬ情熱があることがわかった。ハイバリューな製品で、高品質かつ使い勝手のいいものを購入したいという人は、THIRDWAVEブランドのパソコンを試してみてはいかがだろうか。
(提供:サードウェーブ)
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